05 ロボット大戦 ページ6
「あ、Aも参加するんだ。」
「よろしくAちゃーん！！！」
「よろしくお願いします皆さん！」
昨日の情報が何故か伝わっており、昼飯時に響香ちゃんと三奈ちゃん、八百万に絡まれ最終的に同じ机で食べていると言う地獄を私は味わっています。
私の運もここまでかァ。
「しっかし意外だわ、Aって英語と社会は天才なのに。」
唐突に響香ちゃんが切り出し、三奈ちゃんもそれに便乗する。
「理数系駄目なんだー。何か意外、何でも出来そう。」
その発言は何処か私を超人と勘違いしているのではと勘に障って、無言を決め込むつもりが思わず口を開いた。
「・・・別に、時間さえ有ったら完璧だったもん。」
その直後私は両手を八百万に捕まれる、そして彼女は顔を近づけキラキラした瞳で言う。
「絶対に完璧にして見せます！」
「別に赤点さえ取らなければいいよ。」
そ、そうですか。とあからさまにしょげる八百万にイラットきたことは秘密にしておこう。とにかく大事なのは赤点を防ぎ補習を防ぐこと。
現在香山さんと相澤さんはテスト問題の作成もあり私に勉強は教えられないといっていた、生徒の公平性と言うやつだと思う。
悔しいけれど、八百万は頭がいいから教師役には最適だ(性格は除く)
「勉強もしなきゃだけどロボ対策もいるよねー。」
「・・・ロボ？」
当然のように言う三奈ちゃんに疑問に思い復唱すれば、知らない？と前置きを置いて話してくれた。
「ヒーロー科はね、期末テスト二つあるんだって。学力と個性使ってロボット倒すやつとかなんとか。先輩に聞いたー！」
むぐっ、とタコさんウインナーをむさぼる三奈ちゃんに適当な相づちで返す、が実は焦っている。
大きさによっては、異能を使わないと壊せないかもしれない。
ましてや私は能力を風化ということにしているので部品の段階まで戻すわけにはいかない、だから風化以外に選択肢がない。
もしロボットがそれで壊れなかったら、と一瞬考えてやめた。考えるだけ無駄だと思って私はお弁当を食べる。
まずは目の前のテストを乗り越えないと、実技なんてどうとでもなるのだから。
「やおももはテスト余裕でしょ？」
「いえ、そんなことは・・・実技の方は特に不安ですし。」
「大丈夫っしょ、ロボなんだから。」
「そうだよ、ロボだし。」
ロボットとは体育祭のやつかな？と窓の外をみながら考えつつ、私は卵焼きを頬張った。
甘い砂糖の味なのに、苦く感じた。
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アヤ(プロフ) - ペンギン太郎さん» ありがとうございます！平ちゃん可愛い、久々に言われました…！無理せずしっかり頑張ります！ (2018年12月27日 18時) (
レス) id: 16b8101627 (このIDを非表示/違反報告)
ペンギン太郎 - すごい！この作品！とても好き！すんごく面白いです！！中也さんがかっこよくって平ちゃんが可愛くて…もう…もう！応援してます！無理しないで頑張ってください！ (2018年12月27日 17時) (レス) id: a451b06430 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ヒバリさん» ありがとうございます！かっこいいと言っていただけると安心します…かっこよくかけてるか不安になるんですよねー。これからも更新頑張ります！ (2018年12月23日 20時) (レス) id: 16b8101627 (このIDを非表示/違反報告)
ヒバリ - ちゅーやさんちょっとイケメンすぎやしません？アヤさんのちゅーやさんかっこいいです！これからも更新楽しみにしてまふ。 (2018年12月23日 14時) (レス) id: 60878f7a2d (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 本の虫さん» ありがとうございます！完全な個人のプライベートで番外編やってすいません、これからも頑張ります！ (2018年11月6日 0時) (レス) id: 16b8101627 (このIDを非表示/違反報告)
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