04 騎馬 ページ5
「で、平の個性は騎馬戦に役立つの？」
「君より役には立たないねェ、リーダー任せた。」
「任せるなよ・・・」
呑気な会話をしながら二人で歩く。もうメンバーは大概集まっているらしい。
残念ながら緑谷はぼっちだが。
「一位と組む阿呆いるのかな・・・？」
「いるんじゃない？」
「そうだ恋する馬鹿がいた。」
「何気なく傷つけるよな。」
「おや、JKの基本だよ？悪口暴言喧嘩とSNS。」
「基本にしたら駄目だろ。」
「えー。」
恋する馬鹿はお茶子ちゃんのことだ。
言っちゃうとあれだが恋は盲目、好きな人困ってるチャンス一緒に組もうよー。という流れになるだろう多分
正直緑谷と組むのはおすすめしない。訓練を見る限り雑魚だった。
「心操くんの個性って目を合わせたら発動するの？それとも会話？」
「平は目で見ること？」
「おっ、せいかーい。よく分かったねェ。」
「先刻から俺の方向しか見てないし。そんなに信用ない？」
「ない。」
「即答かよ。」
割りと巫山戯た会話だけれど二人して、ちゃんと考えながら残りの二人を探している。
万能八百万は面倒なので論外、爆豪も論外。
「こっち教えたからそっちも教えてよ。」
「会話。」
「おー・・・あ、じゃああの二人とかどう？」
私が指差した先には、同じクラスの尻尾くんもとい尾白くん。
そして知らないクラスの知らない男の子がいた
「尾白くん格闘できるしそこそこ強いよ。あのチビは知らないけど。」
「其処は適当でいいんだ。」
「いいんだよ。尾白くーん！ちょいちょい！」
手を振って尾白くんを呼ぶと、気づいたのか此方歩いてきた。
尾白くんが到着するまでの間私は心操くんと話す。
「取り敢えず精神攻撃かけるの？」
「勿論。俺は個性を使ってハチマキは取るつもりだから。」
「真っ向勝負せず、ねェ。私そういうの大好き。」
「性格悪いね。」
「そのままお返し。」
尾白くんがやって来た。相変わらず大きな尻尾が見えている。
「えーと平さんと・・・」
「普通科の心操人使。よろしく。」
「ヒーロー科の尾じ・・・・・・・・・・」
そして、心操くんが喋ったあと、尾白くんは沈黙した。
「わァ、凄いスゴーイ。」
「棒読み酷いな。一人ゲット、あと一人。」
「もうあの子で良くない？」
「じゃあそれで。」
沈黙した尾白くんと心操くんを置いて近くに偶然いた男の子に話しかける
「ね、組まない？」
「え、えっと・・・僕で良ければ？」
散々利用されると彼は知らない
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アヤ(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます！そろそろ職場体験編に入りますのでご期待ください！ (2018年3月12日 23時) (
レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
椿 - この作品大好きです！いつも楽しみにしています。頑張ってください！ (2018年3月12日 19時) (レス) id: 9b14fd56ac (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - dtabosuさん» ありがとうございます！頑張らせてもらいます！ (2018年3月3日 23時) (レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
dtabosu(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしてます！頑張ってください(´▽｀*) (2018年3月3日 16時) (レス) id: c216431e1a (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 瑞稀さん» ありがとうございます！夢主の性格が気に入っていただけるのは本当にありがたいです。こんなブラックな夢主ですがこれからもよろしくお願いします！ (2018年3月3日 11時) (レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
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