30 ラッキーイベント ページ31
常闇くんの
常闇くんは黒影で平さんを捕まえ場外を狙うつもりらしい。
「爆豪と比べて紳士だ・・・」
「んだとこらァ！！！」
「事実だろ。」
「あぁ！？」
かっちゃんの怒声を全く怖がらないとかさすがヒーロー科、なんて思いながら僕は平さんと常闇くんの位置を見る。
かなり離れていて、遠距離から攻撃できる常闇が有利だ。
「いや平さんの個性は風化だから使いようによっては足場の破壊も可能だけど平さんは使わないって言ってたしいやでも素の運動神経だけじゃ常闇くんの個性は」
「また始まった・・・」
思わずブツブツ呟いてしまうけど、止まらない。前々から思っていたけれど平さんには謎が多すぎる。
職員室の呼び出しが多いこと、ヒーロースーツが別で用意されていた事、運動神経、人を殴れるところ、八百万さんに対する発言。
普通じゃない人ばかりなのがヒーロー科だけどその中でも平さんは特に・・・
「・・・ん？」
僕は、何か大事なことを忘れているような気がする。
「緑谷どうした？」
「え、あ、ううん！何でもないよ！！！」
いやでも気のせいだ。何か勘違いしただけだと思って、僕はスクリーンの方を見る。
すると、常闇くんの黒影が平さんの体操服のお腹のあたりをかすり、少し破けたところだった。
「やだなァもう、えっち。」
そう言って、舌なめずりをした。
この一言は、この場面は、全国に流れている。
「えっろおおおおお！！！流石かよ平最高だぜお前ェ！」
「峰田録音は！？」
「畜生！してないからもう一回言ってもらおうぜ！」
僕は思わずフリーズし、後ろで上鳴くんと峰田くんは興奮している。
「はわ、はわわ・・・」
「大人の色気・・・」
女子ですら多少顔を赤らめている。しかもカメラがアップのタイミングで言ったところが追い討ちだった。平さんの顔がアップで映るわけだから。
平さんのギラギラして、獲物を見るような目。僕らの知らないクラスメイトの姿。
「あー、破けた。」
ちらりとお腹のあたりを確認する平さん。実際体操服からお腹がちらりと見えている。
常闇くんと黒影も行動を止めてしまっている。
「これが、ラッキースケベ・・・畜生常闇羨ましい！オイラだって平の柔らかな胸を揺らさせながらブドウで拘束してやだァとか言わせてぇ！！！」
取り敢えず、峰田くんは酷いと思った(数秒後に女子にボコボコにされていた)
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アヤ(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます！そろそろ職場体験編に入りますのでご期待ください！ (2018年3月12日 23時) (
レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
椿 - この作品大好きです！いつも楽しみにしています。頑張ってください！ (2018年3月12日 19時) (レス) id: 9b14fd56ac (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - dtabosuさん» ありがとうございます！頑張らせてもらいます！ (2018年3月3日 23時) (レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
dtabosu(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしてます！頑張ってください(´▽｀*) (2018年3月3日 16時) (レス) id: c216431e1a (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 瑞稀さん» ありがとうございます！夢主の性格が気に入っていただけるのは本当にありがたいです。こんなブラックな夢主ですがこれからもよろしくお願いします！ (2018年3月3日 11時) (レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
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