01 ハッピーラッキー ページ2
雄英高校体育祭。
何故か国民的イベントらしい異世界の日常競技に私は仕方なく参加していた。
この世界は個性と呼ばれる・・・異能の下位互換を総人口の約八割が持っており。偽物の正義と幸福に彩られた素晴らしくない世界だった、まる。
之がよく分からない何かによってこのおそらく平行世界か異世界に来てしまった平Aの心情だ。
そして。
なぜだか良くわからないが中原くん(脳筋チビ元上司)と太宰さん(腹黒女たらし)もこちらに来ておりいざこざがあった以上だ。
いざこざと言うより。一方的なクビだけど
そして
私は体育祭で異能を使わず目立つことを決めたのであった
というようなくだりを脳内整理するようにして。香山さんもとい、ミッドナイトさ・・・先生？の説明を聞き流しながら思い出していた。
曰く体育祭には予選と本選があり、予選の第一種目の障害物競争を私は四位で通過した。
異能なしで、四位
まぁまぁな順位だ、納得はできないけれど。
「予選通過は以上40位まで！40位に入らなかった子たちにも挽回のチャンスはあるわよー！」
と香山さんが入れなかった雑魚・・・失礼、一般人を励ましている。
私には関係ないことだけれど。
「あ。」
すると、八百万の姿を見つけたが・・・
「うへぇ、八百万の背中あああ！スベスベだ胸デカ」
「離れてください今っすぐに！！！」
八百万の背中にしがみついている峰田が見えた。なるほど。他力本願ラッキーか。
(関係ないから見過ごそうかねェ・・・)
そう思っているとちらり、と八百万がこちらを向いた。
目があってしまった
目が合うということは素通りしづらくなるということであってつまりは助けなきゃいけないような感じになるということであって。
でも私。人間としてクズだから助けない
壇上の香山さんに視線を戻したが、すると肩をとんとんと叩かれ振り向いた。
「えっと・・・誰だっけ、しんくん？しんそんくん？」
「誰それ。心操だよ、心操人使。普通科の。」
「ごめん、人の名前なかなか覚えられなくって。」
「いいよ別に。それよりあれ、助けなくていいのか？」
親指で八百万の方を指した心操くんに私は素晴らしいスマイルをお見舞いした。
「超がつくほど性格悪いね心操くん！」
「そりゃどうも。」
私のほうがさらに悪いけれど、という言葉は喉の奥にしまい込む。
それでも私は、助けない
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アヤ(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます！そろそろ職場体験編に入りますのでご期待ください！ (2018年3月12日 23時) (
レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
椿 - この作品大好きです！いつも楽しみにしています。頑張ってください！ (2018年3月12日 19時) (レス) id: 9b14fd56ac (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - dtabosuさん» ありがとうございます！頑張らせてもらいます！ (2018年3月3日 23時) (レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
dtabosu(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしてます！頑張ってください(´▽｀*) (2018年3月3日 16時) (レス) id: c216431e1a (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 瑞稀さん» ありがとうございます！夢主の性格が気に入っていただけるのは本当にありがたいです。こんなブラックな夢主ですがこれからもよろしくお願いします！ (2018年3月3日 11時) (レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
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