emerald国―平和編― ページ3
『待ってよ兄ちゃん！』
『ふははは！我が弟よ！このスピードについてこれるかなっ！？』
この国はemerald(エメラルド)国。
そしてこの兄弟は、この国の王子である。
性格は違うけれど、二人とも明るい男の子だ。
名は、兄がシスフェット。弟はシキャッドという。
二人は今、ピアノの稽古の時間のはずだが、女の子っぽいからいやだと言って鬼ごっこを始めた。
だが、これがいつものことである。
『ふぁぶっ！？』
シスフェットはよそ見をしながら走っていたため、木にぶつかり地面に膝をついた。
『いっったーい！！！僕の顔に傷がついたらどうするのさ！！』
と、シスフェットは木に向かって怒りだす。
『兄ちゃん大丈夫？』と、シキャッドはシスフェットに手を差し伸べる。
『おうよっ！』
と言ってシスフェットは弟の手を取る。
『ねえ、買い物でも行かない？久しぶりに外に出よう！』
『いいね！僕も行きたい！』
『でしょでしょ！』
そう言うと二人は身支度を整え、声を合わせて
『行ってきまーす！』
と言って外へ出て行った。
『待ちなさい二人とも！』
女王は呼び止めようとするが、二人には届かなかった。
『そういや聞いたかよシキャッド！戦争の話！』
シスフェットはシキャッドの手を引いて歩く。
『あぁ、隣国のGarnet国が、物資を狙ってきているsapphire国と戦争するみたいな話？』
『そうそう！その場合、ボク達はGarnet国の味方になるんだろ？相互協力なんちゃら条約ってやつ結んでるからさ！やだなー、巻き込まれるようで！』
『でも、Garnet国にはあの子がいるから！僕達の国の力で守ってあげなきゃ』
『まぁそうだよね！でも、Garnet国もそんな簡単にやられるようなよわっちい国じゃないから大丈夫でしょ！』
そんな会話をしながら、兄弟はとある店へと入っていった。
『わぁ、これ超いい！』
『兄ちゃんはなんでも似合うからねー！』
『あ、ううん、ナイフの話！』
『あぁ！そっちか！兄ちゃんはナイフ使うの得意だし、いいんじゃない？』
――――――――――――――――――
『代金、―――円になります』
『シキャッド、いくらだって？』
『―――円だよ、半分ずつ払おっか！』
兄弟は代金を払い、店をあとにした
―――――――――――
帰ってくると、召使い達は忙しそうだった
『何かあったの？』
とシスフェットが聞くと、
召使いはこう答えた
『―――女王陛下が…!!!』
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あや(プロフ) - 百亜さん» なにがかな？() (2018年5月29日 18時) (
レス) id: be165192c8 (このIDを非表示/違反報告)
百亜 - あっ、あっ、、ああああ、なんかフラグ← (2018年5月29日 17時) (レス) id: f7d2a26b19 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ^._.^さん» うぇええええあぁぁぁぁありがとうございます！！！！！ (2018年5月26日 19時) (レス) id: be165192c8 (このIDを非表示/違反報告)
^._.^ - イメージして貰えたことを知ってるって事ですね、僕だったらすごく嬉しくなると思います！…お言葉に甘えて質問させていただきますね^^ (2018年5月26日 19時) (レス) id: f34247d7f4 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ^._.^さん» こちらこそコメントありがとうございます！！！許可をもらったりとかはちゃんとしてあります(聞いてない） キャラクターに質問とかあったら、是非、続編へのリンクのところからきてみてください！！ (2018年5月26日 18時) (レス) id: be165192c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢幻 錏鵺 x他1人 | 作成日時：2018年4月1日 12時
