garnet国―スケリア編― ページ26
そんな会話をしていると、あっという間に女王の部屋に着いた。
兵がコンコンとノックをする。
『女王様、隣国の者が、女王様に届け物がある、と…』
『入りなさい』
短くそれだけ言うと、女王は黙ってしまった。
『失礼します〜』
スケリアはドアを開き、一度頭を下げてそう言った。
『お久しぶりです女王様〜、今日は、リーキャジル様からの届け物を…』
そう言って、スケリアはポケットから小さな箱を取り出した。
『私達の国…garnet国でしかとれない、ヱレシツという宝石で作った指輪だそうです〜。とても珍しいものなので、是非友人の…女王様にお渡ししたい、とのことです〜』
スケリアがそういうと女王は
『そう…ありがとうございます。』
女王は微笑みその指輪を受け取った。
『それでは！確かにお渡ししました〜！』
スケリアはそう言うと、女王の前で一礼して、
『失礼しました〜』
と部屋をあとにした。
そして着いてきていた兵に
『私が女王様に渡したもの、なんだったでしょう』
と聞いてみた。すると兵は
『…指輪、ですね。それも、貴重な宝石の。』
と、当然の答えを出した。
するとスケリアは
『やはりそうですよね〜、見られていますよね〜！これだから見張りって嫌いなんですよ〜、私が女王様に危害を加えるわけないのに…』
と言い、懐から刃物を取り出した。
『…どういうことだ。危害は加えないと言ったはずですよ』
『えぇ加えませんよ〜、女王様にはね〜』
するとスケリアは勢いよく刃物を兵の首と胴体を真っ二つにに切り裂いた。
『見られたからにはこうするしかないんですよね〜、女だと思って油断しましたね〜』
笑みを崩さないスケリアは、何事もなかったかのように屋敷を出た。
屋敷を出る際、一瞬視線を感じた。が、
まだ終えていない仕事がある。
早く帰らなきゃいけない。
返り血なんて気にしなかった。
エプロンを脱ぎ捨てれば良いだけの話…
彼女はそう思っていたのだ。
自国へと帰ったスケリアは、自室で服を着替え、
これからどうするか、と考えた
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あや(プロフ) - 百亜さん» なにがかな？() (2018年5月29日 18時) (
レス) id: be165192c8 (このIDを非表示/違反報告)
百亜 - あっ、あっ、、ああああ、なんかフラグ← (2018年5月29日 17時) (レス) id: f7d2a26b19 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ^._.^さん» うぇええええあぁぁぁぁありがとうございます！！！！！ (2018年5月26日 19時) (レス) id: be165192c8 (このIDを非表示/違反報告)
^._.^ - イメージして貰えたことを知ってるって事ですね、僕だったらすごく嬉しくなると思います！…お言葉に甘えて質問させていただきますね^^ (2018年5月26日 19時) (レス) id: f34247d7f4 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ^._.^さん» こちらこそコメントありがとうございます！！！許可をもらったりとかはちゃんとしてあります(聞いてない） キャラクターに質問とかあったら、是非、続編へのリンクのところからきてみてください！！ (2018年5月26日 18時) (レス) id: be165192c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢幻 錏鵺 x他1人 | 作成日時：2018年4月1日 12時
