◇不機嫌な理由* ページ17
＊
岡崎side
大西「よりによって、なんで拓哉のこと好きになるねん〜」
岡崎「まだ言ってる笑笑」
頭を抱えて机に突っ伏しるふうさん。
確かに、自分の好きな人が自分の親友のこと好きになるんはきついやろなぁ。
大西「拓哉にAのこと紹介したくなかった」
昼休み、Aがいなくなった教室で
未だに拓哉にAを紹介したことを後悔してる風雅。
『いや、私の信用ないのはわかるけどそこまで言わんでいいやん！』
岡崎「うわいつからおったん」
いつの間にか、どこかに行っていたAが帰ってきていた。
『今帰ってきた』
大西「信用ないとかじゃないねん」
『じゃあなんでなんよ』
大西「…」
と聞かれると急に歯切れが悪くなる風雅。
素直にAが好きやからとか言えたらいいのになぁ。
まぁ言えてたらもっと進展してるねんけど。
18年間ずっと3人で一緒におって、
風雅の恋も長い間応援してきたから早く実ってほしい。
『はい、これ』
風雅の目の前にミルクティーを差し出したA。
風雅がいつも飲んでるやつや。
大西「え、なにこれ」
『こたちゃんにも』
俺にはオレンジジュース。
俺が好きなやつ。
岡崎「おらんくなったと思ったら
これ買いに行ってたん？笑笑」
『うん』
…けどなんで？
ジュースくれたんは嬉しいけど理由が全く分からん。
『風雅の機嫌直ってないし、
まだちゃんとお礼してなかったから』
そう言うとチラッと風雅の方をみるA。
大西「俺がこんなんで機嫌直ると思ってるん？」
『思ってないけど、いらんねやったら返して〜』
大西「もう俺がもらったから無理〜」
Aがミルクティーを取ろうとすると、
すぐに封を開けて飲み出す風雅。
ほんまに素直じゃないねんから。笑
岡崎「まあまあ2人とも落ち着いて」
また喧嘩になりそうやったから、急いで止める。
大西「琉巧にだけ相談してたんも許されへん」
『それはしょうがないやん。
2人の大切なメンバーやったし私が悪いと思ってたから』
大西「Aも大事な幼馴染やし」
『…ありがとう』
大西「やから次なんかあった時は、俺らにも相談しろよ」
『…わかった』
岡崎「2人ともめずらしく素直やな笑笑」
2人が素直になったところで、
この件は一件落着した。
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endores hinata(プロフ) - このお話好きです！！！リトかんみんなに好かれるなんて嬉しい世界線ですね！！！！！ (2022年6月8日 18時) (
レス) @page29 id: f5304c49f2 (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ(プロフ) - みーこさん» わわ！コメントありがとうございます😭とっても嬉しいです。更新滞り気味ですが頑張ります！ (2022年6月5日 23時) (レス) id: 6efda6cf4e (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - めっちゃ面白いです🥰 続き楽しみにしていますっ！ (2022年4月7日 21時) (レス) @page23 id: 6ddb53715e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいなり | 作成日時：2022年3月3日 21時
