円周率みたいな (ページ16)

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はぁ…今すっごく幸せ。

初めてこんな気持ちになったかもしれない。

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…もしも、

私が教授の存在を知らずに他の大学へ進学していたら。

もしも、

テヒョンが押し間違えをしていなかったら…

偶然が偶然を呼んで、
最後にはこうして私達を結んでくれた。

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｢俺、将来はこどもと一緒にこの公園で遊びたい！それが俺の未来予想図！｣

雪の中で走り回る子供たちを愛おしそうに見つめるテヒョンは、きっと子供が大好きないいパパになるなぁ…なんて。

『じゃあ私は…

遠くからテヒョンと子供達の様子、ビデオで撮影してようかな？』

そう言っていたずらっぽく小さく笑うと、

テヒョンはこちらへ振り返り
とても幸せそうな顔で笑いかける。

「…ひひ、

ママはベンチでゆっくりしてないとだもんね？」

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Since.03.14

私達のこれからが、

"円周率みたいな"、

永遠と続く未来が待っていることを願って。

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fin.

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