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いつもの柔らかい表情とは違い、一気に険しい顔つきになった。
岸｢輸血もしていてこの状態だと、貧血どころじゃない重大な病気かもしれない。それは詳しく検査をしないとわからないけど…、何か聞いてることとか気づいたこととか、ない？｣
神｢…今日様子を見に行った時に、少し気になった点があったんです｣
岸｢ん？何？｣
神｢まず、今日部屋に入った時に____
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紫耀Side
「暇だな〜」
ここに来てからずっと変わらない日々
一日中ベッドの上で過ごしてる
前と違うところと言えば、スマホが使えることくらい
充電器もゲットして、一日の大半はだいたいベッドの上でスマホ触ってて、ほぼスマホ中毒じゃみたいな生活になっちゃってるんだけど、
触ってると指と目が痛くなっちゃって、痛くなるともうその日のあとは何もできなくなる
スマホって普段は気づかないけど、以外に重さあってずっと持ってると腕が疲れてくるんだよね…。
ほんと不便
「ｺﾞﾎｯ、ｺﾞﾎｯ」
あー、ヤバい。そろそろ体もお疲れかな
喉痛いし…。水飲むか
目と鼻の先程度にあるミニミニ冷蔵庫からペットボトルを取り出して、キャップを開ける
｢…？まずっ！！｣
何これ？なんか変な味するんだけど！！
鉄みたいな味？もう、賞味期限切れですか？
看護師さんわざわざ賞味期限切れのやつ入れておくなんてひどくな…
｢え…？｣
___ｺﾞﾄｯ
布団についている赤い染みを見た瞬間、背中が凍りついた
何これ、布団にこんな柄あったっけ？…あったよね…？
どこから血出てるの？怖いんだけど。どっか切っちゃったのかな…
｢ハハ…え…？は？｣
手にべったりついた赤い液体
手に、布団に次から次へと流れるように落ちていく
鼻血？子供の頃けっこうよく出てたから、それかな
「ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ！…ハァハァ…」
口を覆っていた手を離すと___
｢え…？なに？ﾊｧﾊｧ…どうしたら…いい？｣
血の正体が分かって、一気に怖さが襲ってきた
『はい、どうかされましたか？』
｢あのっ、ごめんなさい。急に血が出てきちゃって…。｣
多分自分で押したのは初めてなんじゃないかっていうナースコール
知らない人の声がしたけど、もういい。
『分かりました。あまり動いたりせず、そのままで居てください。すぐそちらに向かいます』
｢ﾊｧﾊｧ…、ﾊｧ、ﾊｧ。やばい、どうしよう___助けてｯ…！｣
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わんちゃん(プロフ) - あさん» すみません〜！！テストやスランプの影響で長らく更新できずにいました…。非公開にはなっておらず、私がただ単に更新していないだけなのです…、すみません！！なんとか今日中に更新できるように頑張ります！！ (7月4日 8時) (
レス) id: bbbbccd127 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 主さんのお話の続きが見れなくて…非公開になっていませんか？ (7月3日 22時) (レス) id: 7ed2d8d9b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わんちゃん | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ayanes0328
作成日時：2023年6月10日 8時
