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岸｢じゃあ、ここで話すのもあれだし、場所変えて話そう｣
神｢分かりました｣
診察室を出て、スタスタ歩いていく岸先生の後ろをついていく
あー、なんかこの光景知ってる。覚えてる
中高生ぐらいの頃、授業中なんかやらかして、生徒指導室に連行されてくときの景色だ
言い訳何て言おう…、って考えながら先生の後ろを少し離れてついていくってやつ。懐かし〜
三分ほど歩いて、行ったことがない個室の前で岸先生が足を止めた
岸｢では、どうぞ中へ｣
神｢ありがとうございます…｣
ガチで今から怒られるみたいな雰囲気なんだけど
主治医の先生から病状説明される時とかもこういう部屋を使うのかな
部屋を見渡して突っ立っていると、
岸｢疲れたでしょ？座ってていいよ(笑)｣
神｢はいっ｣
ゆっくり休んでいる俺とは違って、岸先生は奥の部屋に行ったり来たりを繰り返す。
段々と沢山の書類が入ったファイルや、A4の紙などが、白いテーブルの上に積み木のように積まれていく
最後に、検査結果か何かの記録だろうか。
岸先生は数字が書かれた紙を持ってイスに座り、俺が見える位置に置いた
岸｢とりあえず、これが今朝の血液検査の結果と、抗原検査の記録なんだけど…｣
目の前に2枚の紙が並べられる
一方の紙には、文字の横に
岸｢抗原検査の結果はコロナ、インフルともに陰性、特に目立った感染症の感染も見られなかった｣
岸先生、ただ紫耀と話しただけだと思ってたのに、検査とかやってたんだ
神｢はい。｣
岸｢そして、1番重要なのが、血液検査なんだけど…ここ見て｣
岸先生はある項目を指刺す
iron_鉄分の項目が、他と比べて圧倒的に数値が低かった
神｢低い、ですね｣
岸｢紫耀くんから話はある程度聞いてる。昨日輸血をしたこと、鉄剤を投与したこと、そして発熱したこと。発熱に関しては搬送された時からなかなか改善が見られないし、何かの感染症にかかってるんじゃないかと睨んでたけど、そうじゃない｣
神｢輸血の拒否反応とかは？ないですか？｣
岸「それも考えた。たまにいるしね。けど、それにしては発熱するのに時間が少なすぎる。拒否反応が起こるならば、もう少し時間が経たないと」
神「そうなんですか…」
岸｢発熱に関しては解熱剤を投与すれば3日以内に改善はすると思う。だけど、鉄分の数値の低さに関しては、見て見ぬふりはできない｣
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わんちゃん(プロフ) - あさん» すみません〜！！テストやスランプの影響で長らく更新できずにいました…。非公開にはなっておらず、私がただ単に更新していないだけなのです…、すみません！！なんとか今日中に更新できるように頑張ります！！ (7月4日 8時) (
レス) id: bbbbccd127 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 主さんのお話の続きが見れなくて…非公開になっていませんか？ (7月3日 22時) (レス) id: 7ed2d8d9b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わんちゃん | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ayanes0328
作成日時：2023年6月10日 8時
