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※初めに
この話の中での患者さんに起こった出来事は、存在する病名・症状ですが、あくまで一例であり、実際に必ずその症状が起こる、そのように回復するというわけではありません。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします
神宮寺Side
非ﾊﾟｲ「よーし、終わったな。患者さんも無事に持ちこたえてくれて、本当に良かったよ。急に呼んじゃって悪かった。新人でも来てくれて助かった」
神「いえいえ、少しでもお役に立てて良かったです。また何かお手伝いできることがあれば、いつでも呼んでください」
非ﾊﾟｲ「今日はゆっくり休んでな。じゃあ！」
神「はい、失礼します！」
背を向けて救急科の医局へと歩いていく先輩に一礼をして、俺はその反対の方向、小児科の医局へと足を進める
搬送されたときはかなり危険な状態だった患者さんも、早めの処置ができたおかげで、数週間ほど入院すれば元気になるだろうということだった
子供の生命力ってすごいな…
何度か救急の仕事に携わっているけど毎回そう思う
交通事故でひどい脳内出血を起こして、治療はしたけど、植物状態やどこかしらに麻痺が残る可能性が非常に高かった患者さんがいた
でも意識が戻って、瞬く間に回復し、リバビリを頑張って元気な状態で退院していった。
大人でも無理なことは全然無い。
だけど、驚くほど脅威的な回復スピードだった
医療関係の仕事をしていると、やっぱり人を助けた感というか、誰かの役に立てたなー！という達成感、嬉しさのようなものが生まれる
人の役に立つ分、こちらも当然、体力を使う
朝から晩まで働き詰めだったー！！
座って診察していることもあるけど、裏で、多くの人の目には触れない現場で動きっぱなしのこともある
今日はどちらかというと、動いて、走って、働きっぱなしの日だった
なかったことにしたいけど、『新人でも』来てくれて助かったって言ってたよな？あの先輩
'新人でも'ってなに？喧嘩売ってる？
新人だから、大学卒業して数年そこらの研修医だからって何もできないと思うなよ！！
ふぅ…長い道のりだった医局も往復を繰り返していたおかげでだいぶ慣れた！
これで明日は紫耀みたいにムキムキマッチョ
神「お疲れ様でーす」
岸「ジンちゃん…助けて…」
神「えっ…だいじょ…」ﾄﾞｻッ
医局のドアを開けると突然腕の中に倒れ込んできた岸先生
その顔は健康な人とは程遠い、真っ青な顔をしていた
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わんちゃん(プロフ) - あさん» すみません〜！！テストやスランプの影響で長らく更新できずにいました…。非公開にはなっておらず、私がただ単に更新していないだけなのです…、すみません！！なんとか今日中に更新できるように頑張ります！！ (7月4日 8時) (
レス) id: bbbbccd127 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 主さんのお話の続きが見れなくて…非公開になっていませんか？ (7月3日 22時) (レス) id: 7ed2d8d9b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わんちゃん | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ayanes0328
作成日時：2023年6月10日 8時
