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神「…！ごめっ！ごめんごめんごめん！」
急に手を掴まれて驚かれつつも、慎重にチューブが抜かれる
ごめんね…と連呼する声とともに頭にジンの手が頭に乗っかってきた
心の底から沸き上がってくる申し訳なさ
手掴んじゃってごめんなさいね…
今回ばかりは握力ゴリラなんて言われても反論できない。いつもはするけど。
無理やり作業を中断してしまった申し訳なさと一緒にあと数分はやらなくて済むという安心感を感じている自分
まだ余韻が残っているせいか、むせてるのがおさまらない
バレないように涙が溜まっている目元をそっとふわもこで拭う
ふわもこマジ最強。防寒対策にもなるし
25歳、吸引で泣いてしまった…。正確にはちょっと涙目になっただけだけど。
神「ちょっと休憩しようか？」
ちょうど呼吸が整ったタイミングで休憩を出してくれたジン。やっぱり名前が神宮寺なだけあって、いいところでモノを提案してくれる
その気持ちはありがたいけど、こっちもこっちで申し訳ないのよな
突然入ってきたから手掴んだだけだし！？
「ごめん…。あのっ、初めての感覚というかなんというか…うまく言えないだけど…、で驚いただけだから、続けてっ」
なんとか言葉を繋ごうと懸命に頭を働かせて口を動かす。
嫌なのに続けてって何？
思考は働くけど、ここ最近寝てばっかりでろくに頭を動かしてなかったせいで言葉がどこかでつっかえる。
だるさのせいで霧がかかったように頭がぼやぼやする状態…
カーテンから差し込む光がジンの後ろを照らしているからか、こちらから見ると後光のように見えてまるで神様
本人は日光強いなーとかって思っているんだろうから人間は知らず知らずのうちに神様に近い存在になっているのかも(笑)
夕暮れの光が差し込んでいた部屋のカーテンは閉められて、神様の魔法が溶ける
目の前のジンは、神様からポメ髪の医者に変わった。
神「やってもいいの？大丈夫？落ち着いてる？嫌じゃないの？」
ジンの質問３連発にちょっと戸惑い
３つのうちにどれから答えたらいいんだろう…、
悩む
「…嫌じゃないよ、全然」
実のところは嫌か嫌じゃないかと言われたら嫌より
今この瞬間にも自分の体調は悪化していってるのではないかと思うと一気に体が重くなる
それはジンも同じらしい。見るからに何か言いたげだけど、言えなさそう。言ったら自爆します、みたいな感じで。
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わんちゃん(プロフ) - あさん» すみません〜！！テストやスランプの影響で長らく更新できずにいました…。非公開にはなっておらず、私がただ単に更新していないだけなのです…、すみません！！なんとか今日中に更新できるように頑張ります！！ (7月4日 8時) (
レス) id: bbbbccd127 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 主さんのお話の続きが見れなくて…非公開になっていませんか？ (7月3日 22時) (レス) id: 7ed2d8d9b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わんちゃん | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ayanes0328
作成日時：2023年6月10日 8時
