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うわー、マジじゃん、この人ガチのお方やん
神「口開けてー」
「…ふわぁ」
言われた通りに口を開けると、暖房がろくに効いていない凍てついた冬の空気に白い息となってあくびが漏れ出す
ジンと１体１で気が緩んでいるからか、はたまた別の理由からか…
昨日は遅かったけどジンさんに見守られたおかげで安眠だったはずなんだけど…
寝起きってのもある。寝起き悪いほうだし
あくびって緊張しているときにも出るんだっけ…。それは犬か？？(笑)
もー、ジンさんに"おちゃめの紫耀ちゃん"とかって言われるじゃん！！
恥ずかしい！！
口になんか入れられるってなると、歯医者さんが頭に浮かぶ
苦手なんだよね、昔から 異物入れられる感じして。
昔、歯医者さんで口腔内の外科手術をしたんだけど、そん時めっちゃ怖かった…。医療器具だったらまだ習ってるのはあるし分かるけど、歯科器具って何に使うか検討もつかないし…。
そう思うと初見の医療行為が怖い…、ってなっちゃうのも分かる。人間って初めてのことって基本怖いから。
ということで、俺も今、予防注射を打つ子供同然に怖がっております(笑)
小っちゃい頃とかはやったんだろうけど、ほぼ記憶ないしね
初見っていうか、初体験？っすわ
神「怖い？」
「いや、全然」
最終確認まできっちりと
ジンそこまで気にしてくれてるんだ…。
ありがと
・
・
白衣に手袋をはめて、チューブ片手に持ってるジンは、「同僚」のジンではなく、「医者」のジン。
今日１日、俺は医療行為をやる側ではなく、やられる側
その生活があと少し続く
なーんか不思議な光景。
神「じゃ、始めるよ」
ジンの手から半開きの自分の口にとめどなくチューブが入り込んでくる。話す隙すら与えず、ものの数秒で一気に咽頭近くまで攻めてきた
今さらだけどこれずっと口開けてるようなのか…。
「っ…」
違和感を我慢しなくては、と思いつつも体はそんなことも気にしてくれず、表情に出てしまう
酸素不足にならないように7秒くらいでチューブを出してくれるジンさん。
一気にやるのと、間隔を開けてちょっとずつやるのと、どちらが体的にはいいのか…。
10秒ほどの休憩時間を終えて、侵入してくるヤツ
「うっ…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…苦しっ」
気管に躊躇なく侵入してきた不快さと苦しさから、反射的にヤツを持つジンの手を握力MAXで掴んだ
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わんちゃん(プロフ) - あさん» すみません〜！！テストやスランプの影響で長らく更新できずにいました…。非公開にはなっておらず、私がただ単に更新していないだけなのです…、すみません！！なんとか今日中に更新できるように頑張ります！！ (7月4日 8時) (
レス) id: bbbbccd127 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 主さんのお話の続きが見れなくて…非公開になっていませんか？ (7月3日 22時) (レス) id: 7ed2d8d9b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わんちゃん | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ayanes0328
作成日時：2023年6月10日 8時
