2 ページ2
俺の気持ちとは反して口からは、はい、としかでなかった
俺1人で大事な友達ちゃんの紫耀をなんかあったときに助けてあげられるだろうか。やっぱり、岸先生がいてくれたほうが何十倍も心強い
しかし、本部長の目が「YES」と言え。でなければお前を…みたいなことを言っていて、断る選択肢がなかった
俺には先輩の提案したことを拒否するなんて勇気、なかったのである！！
ほんぶっちょ「じゃあ、それで決まりだ。行くぞ、岸」
岸「ジンちゃん、頑張ってね」
俺は軽く頷き、本部長に逃げられないようしっかりと肩をホールドされながら連れられていく岸先生を見送ったのだった
これでよかったんだよな、これで
神「…ということがありました、おしまい」
「へぇー、そんなことがあったんだ。大変だったねー」
全然興味ないですみたいな言い方しないでよ(笑)
神「棒読みはやめてくれ(笑)」
話している間では長めのステロイド吸入は終わらず、起き上がりっぱなしではクッソ体に悪くて体に負荷がかかりまくるため横にさせる
この人体調悪いくせに俺が話してた間ずっと起きてたんだよ？？
「これって…全部ジンが悪いんじゃん」
神「ぐっ……ｶﾞﾊｯ…」
どストレートな言葉、確かに俺のせいッ…ではあるがあまりにもド直球過ぎて変な声が出て吐血寸前。俺の心が…グッサグサにやられてしまうぜ！
吐血が吐血すぎて今度は俺のほうが吸引が必要になってしまいそうだよ！(？)絶対嫌だけど
「そもそも、ジンがMacBook忘れて岸先生に届けさせて転ばないようにすればいい話だし、そうすれば手当の時間もなくなって本部長にも捕まらずにすんでタイムロスもなかったじゃん？」
神「…ごもっともです、平野様…」
「せやろ？」
そうです。全ては最初にMacBookを忘れた俺が悪いんです
もう何も反論することないわ
「もし、もっと早く来てくれたら吸引のときだって岸先生医局にいたんだから呼べたし、やる必要だってなかったよ！！」
神「なっ…！！」
結局そこに戻るの！？そんなに根に持ってるんすか…
ねぇ、もうさ、こんだけの反応するってことは…トラ確(トラウマ確定の略)やん
神「たぶん避けては通れなかった道だと思いますよー。
それにもし俺がいなかったとしても呼ぶでしょ？」
「呼ばんわ。我慢する。もし呼ぼうとしても過去の自分に呼ぶなって言う」
神「そこは素直に呼んでください…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 176人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わんちゃん(プロフ) - あさん» すみません〜！！テストやスランプの影響で長らく更新できずにいました…。非公開にはなっておらず、私がただ単に更新していないだけなのです…、すみません！！なんとか今日中に更新できるように頑張ります！！ (7月4日 8時) (
レス) id: bbbbccd127 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 主さんのお話の続きが見れなくて…非公開になっていませんか？ (7月3日 22時) (レス) id: 7ed2d8d9b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わんちゃん | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ayanes0328
作成日時：2023年6月10日 8時
