同 [ 小瀧望 ] ページ27
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藤井「望〜、今日メシ行かん？」
小瀧「ごめん、今日凛津やねん」
藤井「ん、また行こな〜」
流星との撮影の後、荷物を持って 少し鏡を気にしながら
最近取ったばかりの免許証片手に
一目惚れした車種に乗り込む
"今から行く"
毎日更新されるトーク画面に新しく送ると
いつもより早めの返信
"撮影まだかかるから中入ってて！"
きっと慌てて送ってきたんだな、なんて思い浮かべては笑みがこぼれる
エンジンをかけると スピーカーから自分の歌声
未だになれない感覚にこそばゆくなり
少しだけボリュームを下げる
俺と凛津は同期
唯一の、特別な同期
色んな仲間の背中を見送って
時には 別の道に行く仲間もいた
それでもずっとそばに居てくれて
俺にとって 同期だけどそれ以上の気持ちもある
全部が好きだなんてこと嘘くさいかもしれないけど
笑う顔も真剣な顔も、数年に1度だけ見える怒りも涙も
ストイックな考えも
甘え上手であざといところも
全部、愛しい
_______________
『のんちゃん、ごめんね待たせちゃって、、』
小瀧「仕事やし仕方ない、大丈夫やで」
撮影現場に着けば、何回か会ったことのある
SnowManのマネージャーさんに誘導され
目の前が現場の楽屋に通される
淡々と、どの場面を撮っても完璧な姿をただ見つめていると
撮影が終わった凛津が目の前にいた
小瀧「今日何食べたい？」
少し赤くなってるであろう顔を隠すようにして
そう問いかけると
『この前、のんちゃん好きそうなお店見つけたんだ〜、そこ行こ！』
小瀧「えー！行きたい！行こや」
行こ行こ！なんて言って俺の腕に引っ付いて歩く
_______________
小瀧「はー、美味かった〜！」
『美味しかったね〜』
凛津がオススメしてくれたお店は
俺の好きなすき焼きで
思う存分堪能して
ちょっと仕事の話もしたりして
2人だけの時間を過ごした
ずっと前から迷ってた
伝えようか
隠そうか
小瀧「…なぁ、凛津」
『、ん？』
小瀧「今日、泊まってかん？」
でもきっとバレてる
ねえ
分かっとるんやろ？
俺の気持ち
『、うん、泊まろっかな』
もうただの同期には戻れない
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けーちゃん - いつも面白い作品ありがとうございます紫耀くんと廉くんの2本立ての小説が読みたいのですがリクエストしてもいいですか？ (2020年11月16日 7時) (
レス) id: d233325a0e (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - ごめんなさい、更新されてました。 (2020年9月20日 22時) (レス) id: d05ded40e3 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - 上田くんのお話更新されていないのですが、作者さんの方では反映されていますか？ (2020年9月20日 20時) (レス) id: d05ded40e3 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクジュース(プロフ) - はじめまして！リクエスト行きます！ストで樹ときょもにお仕置きされる話見たいです！！ (2020年6月22日 18時) (レス) id: bad808718e (このIDを非表示/違反報告)
里彩(プロフ) - 見入ってしまいます (2020年6月16日 21時) (レス) id: 9ad7a13284 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：anc | 作成日時：2020年6月14日 18時
