空虚感 ページ5
和「翔ちゃんだ！」
潤「いてっ！」
とっさに立ち上がったから抱きついていた潤くんは後ろに倒れて頭を打ったみたい。
オレは気付かず一目散に翔ちゃんの元へ駆けつけた。
和「おかえり翔ちゃん♪」
翔「・・・」
あれ、いつもなら『ただいまニノ♪』ってデレデレな顔で抱きしめてくるのに。
今日は真剣な顔をしてオレを見つめていた。
和「翔ちゃん？なんかあったの？」
玄関で立ったままの翔ちゃんの袖を握る。
和「中入ろ？寒いで・・・っ！」
強い力で引っ張られたオレは、翔ちゃんの腕の中にスッポリと入っていた。
和「翔ちゃ・・・んぅっ」
翔ちゃんはオレの腰を左手で支えながら、右手で後頭部を支えた。
いつもみたいに優しいキスじゃなくて少し戸惑ったけど、何とか翔ちゃんのキスに応えていた。
和「翔ちゃ・・・///」
翔ちゃんは首筋、喉に次々とキスをしていった。
和「どうしたの、翔ちゃん・・・も、やめ・・・////」
様子がおかしい翔ちゃんの肩をクイッと押すと、翔ちゃんはパッと手を離した。
翔「ごめんニノ！オレ・・・」
俯いてしまった翔ちゃんの顔を覗き込む。
和「・・・とりあえず中入ろう？」
翔ちゃんの冷え切った手をギュッと握ってオレの部屋まで連れていく。
途中相葉さんに茶化されたけど聞こえないフリをした。
和「・・で、どうしたの？」
翔「・・・笑わない？」
和「笑わないよ！」
言いにくそうにしていたけど、か細い声で呟き始めた。
翔「仕事が長引いちゃって、メールもできねぇし和とも会えねぇし・・・急に和に会いたくなって。仕事終わってすぐ帰ってきたら、いつも通り出迎えてくれて。和の笑顔を見てたら何だか急に泣きそうになって・・・」
翔ちゃんの気持ち分かるな。一人暮らしだった頃、オレもそんな風に思ってたから。
翔「変だよな、和がいるの当たり前なのに・・・。少し離れただけでこんなにダメになってさ」
苦笑しながら話す翔ちゃんをオレは優しく抱きしめた。
和「そんな事無い。オレだって翔ちゃんに早く会いたくて仕方なかった」
翔「和・・・」
和「心配しなくてもオレは翔ちゃんの事大好きだから・・・ね？///」
いつもだったらこんな事絶対言わないけど、今日は素直に自分の気持ちを伝えた。
翔「和、愛してる」
そういってオレの手首にキスをした後、
翔「続きは後で、な」
イタズラっぽく笑って手の甲へキスをする翔ちゃん。
和「〜〜バカッ///」
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彩音(プロフ) - ぽんすけさん» やっぱりバカップルにはハッピーエンドが似合いますからねｗ (2013年5月15日 9時) (
レス) id: d9ab686135 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんすけ(プロフ) - ハッピー過ぎる（泣） このうえなく 幸せだす←あは。 (2013年5月15日 9時) (レス) id: 7a8d49f515 (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - ぽんすけさん» ぜひバカップルを応援してやってくだちい←ｱﾚ (2013年5月15日 8時) (レス) id: d9ab686135 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんすけ(プロフ) - あらあら、報告（笑） 楽しみです！ 変態呼ばわりされても、わたしは応援します、かずくんを愛するしょうさんを♪( ´▽｀) (2013年5月14日 13時) (レス) id: 7a8d49f515 (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - 櫻宮日和さん» 温かいコメントありがとうございます(ＴｗＴ。)彩音は元気ですので気長に待ってくだされば嬉しいです(*^^*) (2013年5月14日 8時) (レス) id: d9ab686135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真珠 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/sinnjunino
作成日時：2012年12月25日 0時
