赤ずきんちゃん【童話パロ】〜ウサギ篇〜 ページ37
成「うん、やはり似合いますね」
和「お母さん、コレは一体・・・」
成「赤ずきんです」
和「見りゃ分かるよ。何で僕が被んなきゃいけない訳？」
成「可愛いからですけど(真顔」
和「えぇ〜・・・(´д｀；)」
成「ところで、頼みごとがあります」
和「頼みごと？」
.
.
.
和「何で子供にお見舞い行かすんだよ・・・」
フルーツが入ったカゴを提げ、トボトボと道のりに沿って歩いていく赤ずきん。
和「疲れたなぁ〜」
辺りを見回すと、森の中に腰掛けるに丁度いい切り株が目に入りました。
和「森・・・」
成『いいですか？森の中には絶対に入ってはいけませんよ？』
お母さんの言いつけを思い出した赤ずきんは、諦めてお婆ちゃんの家へ向かう事にしました。
「そこのキミ〜、助けてくれない？」
声のする方へ振り返ると、そこにはウサギがいました。
足元を見ると、ワナが食い込んでいて血が流れていました。
可哀そうに思った赤ずきんは、忠告を忘れて森の中へ入り、ワナを取って止血をしてあげました。
雅「オレ雅紀！助けてくれてありがとね♪」
和「簡単な処置しかしてないけど・・・」
雅「充分だよ！ホントありがとっ！」
ウサギは赤ずきんに力強く抱きつきました。
和「く、苦しいから・・・っ！」
雅「あ、ゴメンゴメン！(笑」
赤ずきんに押し出されたウサギは、赤ずきんをマジマジと眺めました。
和「・・・なに？(汗」
雅「キミって人間の子だよね？」
和「はぁ・・・」
雅「人間って良いヤツもいるんだね！」
ニカッと明るい笑顔をして、赤ずきんの頭をポンポンと叩きました。
雅「もうちょっと食べないとおっきくなんないぞぉ〜＾＾」
和「余計なお世話です！///」
雅「ところで名前聞いてなかったね！なんてゆーの？」
和「・・・和」
雅「よろしく和♪赤い頭巾すっごく似合ってるねっ」
和「・・・からかってる？」
雅「全然？ホントの事だよ？」
和「・・・あ、っそ////」
顔を隠すように頭巾を深く被ると、ウサギに顔を覗き込まれました。
雅「あれ、顔も真っ赤だ」
和「ケ、ケガ大丈夫なんでしょ！もう行くからっ////」
雅「あ〜、ちょっと待ってよ！」
和「もう、なに！？」
雅「ソッチじゃなくてコッチ」
雅・和「・・・・・」
雅「オレが案内するよ♪」
道が分からない赤ずきんは文句を言いながらも、素直にウサギの同行を許したのでした。
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彩音(プロフ) - ぽんすけさん» やっぱりバカップルにはハッピーエンドが似合いますからねｗ (2013年5月15日 9時) (
レス) id: d9ab686135 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんすけ(プロフ) - ハッピー過ぎる（泣） このうえなく 幸せだす←あは。 (2013年5月15日 9時) (レス) id: 7a8d49f515 (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - ぽんすけさん» ぜひバカップルを応援してやってくだちい←ｱﾚ (2013年5月15日 8時) (レス) id: d9ab686135 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんすけ(プロフ) - あらあら、報告（笑） 楽しみです！ 変態呼ばわりされても、わたしは応援します、かずくんを愛するしょうさんを♪( ´▽｀) (2013年5月14日 13時) (レス) id: 7a8d49f515 (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - 櫻宮日和さん» 温かいコメントありがとうございます(ＴｗＴ。)彩音は元気ですので気長に待ってくだされば嬉しいです(*^^*) (2013年5月14日 8時) (レス) id: d9ab686135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真珠 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/sinnjunino
作成日時：2012年12月25日 0時
