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今日、いつもより早く学校に着いた。
みんなおもしろがって「いまさら勉強したって間に合わねぇぞ？」って笑った。
まったく失礼なヤツらだって思ったけど、日頃の自分の言動じゃしょうがない。
すれ違った先生たちも物珍しい顔で見てた。
俺がいつも食堂から何秒で教室に入れるかとかくだらない遊びをしているからだと思う。
和「あれ、今日はまた随分とお早い出勤ですね？」
俺の後ろの席に座ってるニノもにやにやしながらからかってくる。
適当に教科書をめくりながら「明日は大雨だわ〜」とか言ってクスクス笑ってる。
雅「俺だってそーゆー日があるんですぅ〜」
和「はいはい。まったく、早く来て珍しがられるなんてよっぽどですよアナタ」
ニノは机に突っ伏して両腕に顎を乗せて話してる。
テストだってのに随分ヨユーだな。
まぁ、赤点取るなんてめったにないんだろうけど。
俺はイスの背もたれを前にして座って、暇そうにしてるニノに聞いた。
雅「ねぇ、潤もう来てる？」
和「・・いや？先行っててって言われた。いつ来るかわかんない」
雅「そっかぁ〜・・・」
二人が一緒に来ないなんて珍しいこともあるんだなぁ。
・・・もしかして俺のせい？
早く潤に会いたかったのになぁ。
テストが終わってからでもいいか・・・。
雅「ねぇ、テスト始まるまで範囲教えて？」
和「はぁ？今ごろ範囲聞くのかよ」
雅「それどころじゃなかったんだってぇ〜」
和「はいはい、潤くんのことで頭がいっぱいだったんですね。えぇっと範囲は―――」
雅「ちょ、ストップストップ！たんま！」
ペラペラと教科書を開く手をがっしり掴むと、ニノはもの凄くめんどくさそうな顔をした。
和「もう何？！アンタが教えてっていうから教えてやろうとしてやってんのに」
雅「そうじゃなくて！いや、教えてくれるのはありがとう！でもそうじゃなくてさ！」
和「じゃあ何、潤くんのこと？」
雅「っそう、ソレだよ！何で知ってんのさ！」
和「何でって・・・。ひどく落ち込んで帰って来たから」
雅「・・・潤が？」
俺の話を「馬鹿だなぁ」って言って笑う潤の顔が浮かぶ。
落ち込む姿なんて見たことなかった。
和「詳しいことは聞いてませんけど。潤くん責任感じやすいから」
ニノは潤のアニキで家族なんだもん。
俺が知らない部分もあって当然だよ。
だけど、俺の知らない潤を知ってるニノが羨ましくて、なんか悔しかった。
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真珠(プロフ) - _____奏音 .さん» あああああありがとうございます！（震え）ご期待に添えるよう精進していきます！(o^∇^o)ﾉ (2014年3月4日 18時) (
レス) id: af6ce7423c (このIDを非表示/違反報告)
_____奏音 . - 真珠さん» そんな ! ついていきます !笑 (2014年2月25日 22時) (レス) id: 3cfb3d1573 (このIDを非表示/違反報告)
真珠(プロフ) - _____奏音 .さん» あの、亀更新ですが・・・(´д｀；) これからもよろしくお願いします！ (2014年2月25日 18時) (レス) id: af6ce7423c (このIDを非表示/違反報告)
_____奏音 . - 真珠さん» あひゃ♪(( ふふ、うちもまた話せてうれしいです ! (2014年2月25日 17時) (レス) id: 3cfb3d1573 (このIDを非表示/違反報告)
真珠(プロフ) - _____奏音 .さん» 以前から来てくれた読者にまた来てもらえるとは・・・！嬉しすぎて昇天しそうです！(吐血) (2014年2月23日 18時) (レス) id: af6ce7423c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真珠 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/sinnjunino
作成日時：2013年10月29日 1時
