近所のお兄さん22 ページ33
それから他愛のない会話を延々と続けていた。
だけど、まるで時間の流れは全く感じなかった。
会話は尽きることがなかった。
和「あ、もうお昼ですね」
翔「えっ、もうそんな時間ですか」
和「ほら、空もすっかり赤いです」
窓から顔を出すと、夕焼け空が広がっていた。
夕日が赤く空を照らしていた。
綺麗な夕日を見つめていると、翔さんも隣りで窓から顔を出した。
長い睫毛が夕日で照らされていた。
翔「二宮さんは知らなかったと思いますけど、初めて見たの、あの時じゃないんです」
和「えっ？」
急に振り返る翔さんに思わずうろたえる。
翔さんは窓から少し身を乗り出して、向かいのマンションの入り口を指差す。
少し体が近付いて、年甲斐もなくドキドキしてしまう。
翔「あそこで二宮さん、俺の書類見つけてくれたじゃないですか？」
和「あぁ・・・、そうですね」
翔「あの時。あの時よりもずっと、ずっと前から知ってたんです」
嫌な予感がした。
翔「俺、ずっと・・・。ずっと、見てたんです」
俺だけだと思ってたのに。
俺が勝手に遠くから見ていた筈なのに。
翔「この窓から顔を出す、二宮さんを」
一方的に思っていたものは、窓を通して確かにつながっていた。
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彩音(プロフ) - みややさん» そうでしたか!!私だけではなかった(笑)磁石の日なんて顔面崩壊ですよぉ、萌えますよぉ(笑) (2013年10月1日 22時) (
レス) id: af6ce7423c (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - きららさん» いいですよー。あるある的ミスですからね(笑) (2013年10月1日 22時) (レス) id: af6ce7423c (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - きららさん» そうですねぇ、書いてて少し奥手になってしまったなぁと(笑)設定的に、翔さんは奥手ですが自覚症状なしに凄い事をやってのける人だと思って書いてます(笑)頑張りますね!! (2013年10月1日 22時) (レス) id: af6ce7423c (このIDを非表示/違反報告)
みやや(プロフ) - 「磁石の日」初めて知りました!!ニヤニヤしてしまうのは、おかしくありません！私もです(笑) (2013年10月1日 21時) (レス) id: 0652d0798d (このIDを非表示/違反報告)
きらら - ミスった！すいませんでした。 (2013年10月1日 19時) (レス) id: 9ab90ef3ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真珠 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/sinnjunino
作成日時：2013年7月3日 0時
