近所のお兄さん5 ページ12
翔「どこに落としたんだ・・・」
今日は翔にとって大事な日であった。
会社で発案した試作品のプレゼンをしなければならない。
この日の為に練習を何回も繰り返したというのに、通勤途中で肝心な資料がない事に気付いた。
――最悪だ・・・何で俺はこうツイてないんだ・・・今日も星座占い最下位だったし・・・。
道中探してみたが見当たらず、結局マンションの前まで戻って来てしまった。
――というか、さっきの人すごい速さで走って・・・飛ばされてんじゃねぇか？
ついさっきすれ違った長身細身の男を思い返し、溜息が出る。
――とりあえず、探す事に集中しないと・・・。
翔は再び視線を下に落とし、鞄を地面に置いて捜索する。
辺りにそれらしき書類はなく、ふと目線の先に黒い影が落ちていることに気付く。
その影の正体は自分のすぐ目の前に立っていた。
翔はその人物とは面識がなかった。
正確に言うと、お互い知らないものだと思っていた。
ある日、毎朝決まった時間に窓から顔を出して物思いにふけっている人の姿を見た。
次の日から、翔はその時間にマンションを出る事にした。
毎朝、その人の姿を確認してから出勤するようになった。
そして、今まさにその人物が目の前に立っていた。
和「あの・・・・・・・・手伝い、ましょうか？」
遠慮気味に尋ねてきたその人は、遠くで見るよりも整った顔をしていた。
翔「あ・・・・・はい、お願いします・・・・・」
止まっていたままの二人の時間が、僅かに動き始めた瞬間だった。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
にのコレ！では主に長編メインでやっていこうかなぁなんて思ってます。
このシリーズがどこまで行くか分かりませんけど(−д−；)
ほんと、ただ私の妄想を書き綴ってるようなもんなんで(´д｀；)
他人の妄想なんて興味ないでしょうけど気長に。
気長にお付き合いいただければ誠に幸いですorz
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彩音(プロフ) - みややさん» そうでしたか!!私だけではなかった(笑)磁石の日なんて顔面崩壊ですよぉ、萌えますよぉ(笑) (2013年10月1日 22時) (
レス) id: af6ce7423c (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - きららさん» いいですよー。あるある的ミスですからね(笑) (2013年10月1日 22時) (レス) id: af6ce7423c (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - きららさん» そうですねぇ、書いてて少し奥手になってしまったなぁと(笑)設定的に、翔さんは奥手ですが自覚症状なしに凄い事をやってのける人だと思って書いてます(笑)頑張りますね!! (2013年10月1日 22時) (レス) id: af6ce7423c (このIDを非表示/違反報告)
みやや(プロフ) - 「磁石の日」初めて知りました!!ニヤニヤしてしまうのは、おかしくありません！私もです(笑) (2013年10月1日 21時) (レス) id: 0652d0798d (このIDを非表示/違反報告)
きらら - ミスった！すいませんでした。 (2013年10月1日 19時) (レス) id: 9ab90ef3ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真珠 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/sinnjunino
作成日時：2013年7月3日 0時
