近所のお兄さん4 ページ11
雅「最近外出た？ちょっとは陽射し浴びないと！顔色悪いよ！」
和「炎天下の中外に出ようという気すら湧きません」
雅「無気力だなぁ、ホント。あ、お酒飲む？」
和「こんな時間から飲まねぇよ」
雅「そ？じゃ冷蔵庫に入れとくわー」
和「お前ん家かよココは」
平然としている雅紀を見て、和は自然と顔が朗らかになっていた。
和が何も言わなくても、ベストなタイミングでこうして家に上り込んで来る。
何気ない行動だが、和にとっては大事なものだった。
和「・・・・やるか。仕事」
おもむろに菓子が広げてあるテーブルに手をつき立ち上がる。
雅紀は仕事部屋へと向かう和の姿を嬉しそうに目を輝かせて、後ろをヒョコヒョコと付いて行く。
雅「ヤル気スイッチ入った？入った？！」
和「えぇ。なんで帰って下さい♪」
雅「そっかぁ・・・・・ん？」
和「どうせウロチョロすんだろ？」
雅「イヤイヤ、何もしないよ？」
和「歩いてポリポリ菓子食いながら言うことじゃねぇだろ帰れ」
雅「分かったよぉ、ニノの為だもんね！涼しいから居たかったけど」
和「おい、最後の本音だろ」
雅「ふふ、バレたかｗｗじゃあ頑張ってね！」
和「あいよ」
雅紀を玄関まで見送り、和は散らかされたテーブルをチラッと見る。
――あいつ、ちょっとは片付けろよ・・・。コレとか食いかけだし。
片付けは後回しにしようと思い、和はＰＣの前に座る。
雅「・・・ぃ・・・・ぉ〜ぃ」
僅かに聞こえてくる雅紀の声に、椅子から乗り上げて窓を覗くと、
雅紀がブンブンと手を振っている様子が見えた。
和「ほんと、子供かよ」
和は呆れながらも、微笑んで手をヒラヒラと振り返す。
雅紀はニヘッと満足したように笑うと、その場を走り去った。
しばらく雅紀の後ろ姿を見ていた和の顔から笑顔が消える。
――何で・・・・こんな時間に、あの人が・・・・？
雅紀とすれ違い姿を現したのは、
隣のマンションに住む"あの人"だった。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
仕事に向き合おうと思った瞬間に想い人を発見してしまうニノ。
相葉さんは何も知らずに仕事場へと向かってます。
隙あらばニノの元へ行く相葉さんに同期の潤くんは呆れ、
編集長の智くんは笑顔で山積みとなった書類を相葉さんに差し出しています。←
相葉さんに泣き付かれ"一人でやれ"と言いつつも結局手伝う優しい潤くん。みたいな。
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彩音(プロフ) - みややさん» そうでしたか!!私だけではなかった(笑)磁石の日なんて顔面崩壊ですよぉ、萌えますよぉ(笑) (2013年10月1日 22時) (
レス) id: af6ce7423c (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - きららさん» いいですよー。あるある的ミスですからね(笑) (2013年10月1日 22時) (レス) id: af6ce7423c (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - きららさん» そうですねぇ、書いてて少し奥手になってしまったなぁと(笑)設定的に、翔さんは奥手ですが自覚症状なしに凄い事をやってのける人だと思って書いてます(笑)頑張りますね!! (2013年10月1日 22時) (レス) id: af6ce7423c (このIDを非表示/違反報告)
みやや(プロフ) - 「磁石の日」初めて知りました!!ニヤニヤしてしまうのは、おかしくありません！私もです(笑) (2013年10月1日 21時) (レス) id: 0652d0798d (このIDを非表示/違反報告)
きらら - ミスった！すいませんでした。 (2013年10月1日 19時) (レス) id: 9ab90ef3ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真珠 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/sinnjunino
作成日時：2013年7月3日 0時
