二階堂大和のいもーとちゃん (ページ9)

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【選手交代】3 ページ9

「triggerの皆さん、そろそろスタンバイお願いしまーす！」

元気なスタッフさんの声で楽屋の雰囲気が少しだけ明るくなった
見ず知らずの人だけれど、助けられた

「…天もあんまり責めんなって。俺はAが話しやすいタイミングで話してくれたらいいからよ。待ってるぜ。」

楽は優しく笑って頭を撫でてくれたあと、先にスタジオへと足を向けた
龍は相変わらずあたふたあたふたしていたのだけれど納得していなくムスッとした天の背中をぐいぐいと押しながらスタジオへと向かって行った。

「撮影が終わったら話、聞くから」

と天に釘も刺されました。

取り敢えずは場を切り抜けられたことにホッとした
あのまま喋っていたら余計なことまで話してしまいそうだし第一、ここに私情を挟んでしまったらそれもスタイリストとしてどうなのって話だし。

どう話したらいいのだろうか。
と、いうか話すまでのことなのか
そこまでではないと思うのだけれど…。

でもあそこまで血相を変えて心配してくれるだなんて思っていなかったから三人に失礼かもしれないけど少し嬉しかった。
そこまで大切にしてもらえるだなんて久しぶりで、本当に久しぶりで心が弾む
しかも、あの人気アイドルグループのメンバー達に。
幸せすぎないか、幸せすぎて恨まれてしまわないだろうか怖いな。

「ここまで来たから逃げれないし…」

そう。私はそのアイドル達の撮影も見ていかないといけないので必然的に捕まるわけだ、triggerに。
だめだ、この展開
普通の女の子なら顔を赤くして喜ぶんだろうけど…ごめんなさい睨まないでわあ凄い顔。

全然嬉しくないよ喜べないよ。
もうどこに喜んだらいいのか分かんない

「行くだけ行こう。
そんで、上手いこと誤魔化そう」

名付けて「いつも通りに欺いて誤魔化しちゃおう」作戦である
こらそこ、そのままやんとか言わないの
他になんて名付ければいいのか案が浮かばなかったの！！

そう決めた私は天たちがいるスタジオへと足を進めた

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どうも、天瀬です。

たくさんたくさんhit数が伸びてる(日本語)
もう本当にありがとうございます！！
嬉しい限りです！

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感無量ですありがとうございます！！！

これからもながーい目で見てやってください…(小声)