妖怪の初恋 (ONE PIECE) (ページ3)

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5年前ページ3

ーーーーーーーー5年前ーーーーーーーーーー
私が14歳の時だった。その時も私は殺し屋をやっていて、私は、妖怪の末裔、悪魔の実の能力者、高い戦闘力、身体能力を持っていたので、世界政府、海軍、海賊から殺し屋の依頼がよく来ていた。その時は、とある海賊から依頼が来ていた。依頼の内容は、
「トラファルガー・ローを殺せ。」
だった。私は倒せるか心配だったが、気合いを入れて出発した。

だが。

ローの所に行く前に海賊と遭遇してしまい、能力者の船長と対戦する事になってしまい、私はもうボロボロだった。

でも、ここで止めることは出来ない。
私に依頼して来た海賊はかなり怒っていた。
相手は海賊だ。『出来ませんでした。』で済むわけがない。
私は覚悟を決めて、ハートの海賊団の船に乗り込んだ。

A『ハァハァ・・・』
血が滴り落ちる。
思ったよりさっきの戦いのダメージが大きかったみたいだ。
私は壁の後ろで息を潜めているた。
でも、やらなければ。
私は、腰に引っ掛けたナイフを抜いた。
ロー「何の用だ・・・。」
A『ヒッ！』
バレたっ！くそっ！もうやけだ。突っ込め！！
A『はぁーーーっ！』
私は左手にはナイフを、右手には自分の能力で出した『力』を『形』に変えた柔らかい球を構え、飛び出した。
シュッ！ナイフを突き出す。
だが、あっけなく避けられてしまう。でもこれは想定内っ！
ナイフはフェイント！ローの腹に右手の球を当てる。そこで力の球の形を変える！
A『チェンジ！短剣の雨っ！』
私の作り出して球を素早く何本もの短剣に変える。シュッ！シュッ！
ロー「Room・・・シャンブルズ」
そして標的の腹に何本もの短剣が突き刺さる！
はずだったが、私の短剣が貫いたのは・・・
本だった。
ロー「フッ・・」
今っ、後ろで声がっ！
A『えっ！』
私は驚きつまずいて転んだ。
A『うっ・・・』
体中痛い。我慢していた痛みが溢れる。
A『あっ・・・』
頭がガンガンする。誰かの声が聞こえる。
(?)「何やってる。早くやれ。早くやれ。早くやれ！おいっ！」
A『あっ・・あっ・・・ごめんなさい！ごめんなさい！』
ロー「・・・？こいつ・・・傷だらけだ。それに・・何に怯えてる・・・？」
A『ごめん・・な・・さ・・・ウッ・・』
ロー「チッ・・・」
薄れてく意識の中、ローの顔が見える。私を・・何処かに連れて行ってる？

だめだ。意識が・・・

私はゆっくり瞳を閉じた。