＊『彼』の設定＊ ページ5
《不老の少年》アタナシオス・カサヴェテス(本名：アドニス・カサヴェテス)
――日向信乃様との共同製作です――
ラディウスフィアの回想に度々出てくる、『彼』。
心臓を捧げた相手であり、恋愛関係。
ラディ、アドと愛称で呼び合っていた。
心臓に病を抱えていて、本来はもう長くないはずだったが、ラディの心臓(とんでもない量の魔力が含まれる)を入れられた事により、寿命が極端に伸びる。
今は普通の人間が生きられるほどの期間しか生きていないので、本人はただの不老だと思っている。
ラディウスフィアは全てを愛していたけれど、個人に特別強い想いを抱くのは、長きに渡る半生の中でも初めてだった。
その今までの比ではない強烈な愛に、ラディウスフィアは嬉しくも、危険な感情だと恐れていた。
あり得ない事だけれど、彼に「死んでくれ」と言われれば迷いなく死を選べるほどに、強過ぎる想いだったのだ。
心臓を捧げる際、相手が望んでいるわけではない事をする自分に、自分でも驚いた。
彼女はただ、彼の幸福を願った。彼が自分のような人ならざる者ではなく、誰かよい娘と幸せになる事を。
そして現在、彼が生きている事に安堵する。
しかし彼が自分を探している事や、不老にさせてしまった事に負い目を感じる。
前述の通りラディウスフィアとしては、自分を忘れて幸せになってほしかったのだ。
気付かれるまでは別人の振りをして、フィアと名乗る。
「はは、アドの感性はどうかしておるな。竜に愛を囁く者など、其方の他におるまい。…………言い寄ってくる娘など、いくらでもおるであろうに……」
「アド……其方の瞳には曇りが無く、言葉には偽りが無い。其方と話しておるとな……こんな私でも、自らを愛する事ができるやもしれないと、そう思えるのだ」
「嗚呼……神とやらは、どうしても試練をお与えになるのだな……。彼は幸せになるべきなのに。
――そうだ、私の心臓を彼が使えばよいではないか。はは、我ながら名案ではなかろうか」
「私は、……フィアだ。はじめまして カサヴェテス殿。カサヴェテス殿では嫌か？ ならばシオと呼ぼう」
続く
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猫田あみい(プロフ) - かりぃさん» わかりました！ そちらに向かいますね！ (2016年8月8日 14時) (
レス) id: 26aa867e92 (このIDを非表示/違反報告)
かりぃ - ほんとですか？！ありがとうございます！紅雪華鬼。という企画です！名前が違うのですが、中身は私ですので！お待ちしてます！ (2016年8月8日 10時) (レス) id: b130dabe8a (このIDを非表示/違反報告)
猫田あみい(プロフ) - かりぃさん» お誘いありがとうございます、もちろん参加させていただきたいです！ 似たようなファンタジー系の企画なのでしょうか？ 世界観が違うのでしたら、新しくキャラを作成したいなと思うのですが…。 (2016年8月5日 15時) (レス) id: 26aa867e92 (このIDを非表示/違反報告)
かりぃ - 猫田あみいさん» あの、よろしければ私の本アカで行っている企画が、あるのですがそちらでまた関係を結んで下さいませんか？（約:企画に参加しませんか？）よろしければで、構いません！忘却メンバーでまた企画したい…（笑） (2016年8月4日 16時) (レス) id: 9b0c236274 (このIDを非表示/違反報告)
猫田あみい(プロフ) - かりぃさん» お久しぶりです。確かにとても過疎ってますよね…(つД`)ノ こちらこそ返信ありがとうございます！ (2016年7月22日 17時) (レス) id: 26aa867e92 (このIDを非表示/違反報告)
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