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「ねぇ、アヤ？」
アヤ「なに？テミン君。」
車椅子に乗るアヤをゆっくり押して歩く。
「何の仕事してたか覚えてる？」
アヤ「バンドだよね？」
「っ、そう。じゃあ、メンバーは？覚えてる？」
アヤ「それが……顔が思い出せないの…。」
「そっか。」
アヤ「テミン君は、メンバーを知ってるの？」
「うん。でも覚えてないや。
ずっと、アヤしか見てなかったから。」
アヤ「何それー。」
フワッと笑って振り向いたアヤにキスを落とす。
アヤ「病院ですよー。」
「誰も見てないからいいんですー。」
病院の敷地の庭に出る。
冬の冷たい風が頬を撫でた。
「ううー寒いよアヤー。中入ろ。」
アヤ「ダメ。雪を見るんですー。」
ちらほらと降ってる雪を熱心に見つめるアヤ。
アヤ「ねぇ、どうして、私はここにいるの？」
その質問に顔がひきつるのが分かった。
「あの日、アヤの家に皆で遊びに行ったの。」
アヤ「皆…？」
「そう、ヒョン達と、EXOの数人。
そしたら、ベランダからアヤが出てきて……
それで……
アヤ、バランス崩しちゃって…」
アヤ「落ちたの……？」
「うん……」
皆で考えた嘘。
ごめんね。
嘘ついて。
でも、言えないよ。
自分から飛び降りた、なんて。
アヤ「……どんくさすぎ。」
「ホントに心臓止まるかと思ったんだよ……っ、もう会えなくなるんじゃないかって……っ、、怖かったんだからっ……」
アヤ「っ、ごめんなさい。
泣かないで。」
「お願いだからっ……もう、あんなことしないで…っ、」
お願いだから、もう飛び降りるなんてしないで。
「僕のそばにいて。」
僕から離れないで。
「ちゃんと目の届く範囲にいて。」
ちゃんと、隣にいて。
アヤ「うん……ごめんね…。」
「アヤ……大好き。」
アヤ「私もっ…ん、」
そう言って、少し屈んで唇を重ねた。
舞ってる雪が僕達を優しく包み込んだ。
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あやテテ(プロフ) - ファニさん» ありがとうございます！！頑張りますね。待っていてください。 (2018年2月19日 15時) (
レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 受験、頑張ってください^^ 待ってます。 (2018年2月18日 20時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - aimi0932さん» ありがとうございます。頑張ります！待っていてください。 (2018年2月17日 10時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
aimi0932(プロフ) - 頑張れ！待ってます！ (2018年2月17日 0時) (レス) id: 64258fc3d1 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - miki_duさん» ありがとうございます。とても嬉しいです！これからも更新たくさんしますのでよろしくお願いします！コメント、ありがとうございます！ (2018年2月13日 15時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2018年2月12日 16時
