Believe〜僕だけを信じて〜 6

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ﾌﾝ「あんなガラクタ、こっちから捨てますよ。」





僕の中で何かが切れた。








「ガラクタ…？

アヤが…？」





ﾌﾝ「えぇ。そうですよ。」






「アヤはガラクタじゃない。

アヤは道具じゃない。




必ず後悔しますよ。



アヤを傷付けたこと、
アヤを助けなかったこと。




あなたの会社に、アヤは勿体ない。」




もっと言いたいことはある。

でも、きっと歯止めが効かなくなるから。







ﾌﾝ「……では、Schmetterlingは解散します。

チカは、SMに移動と言う形で。



今度、彼女らの宿舎に荷物を取りに来てください。」





ジョンフンさんはそう言うと、１つの鍵を僕に渡した。







ﾌﾝ「あの日から何も変えていません。」


「今度、行きます。」









これで、

これでやっと




アヤは自由だよ。




もう誰も、


君を苦しめる人はいない。





安心して良いよ？

もう大丈夫だから。






だから……




アヤ……






目を覚まして。





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