268 ページ18
.
ジョン「じゃあ、俺からも1ついい?」
今度はジョンヒョニヒョンが4人の元へ行った。
ジョン「君らさ、アヤちゃんの歌声、ちゃんと聴いたことある?」
ヨナ「それは、勿論…」
ジョン「本気で?」
4人「っ…」
ジョン「聴いてみてくれない?一回で良いから。」
気が付くとピアノとギターの音が聴こえてきて、
「Glaubenだ…」
アヤがSMにくれた曲が流れ出した。
オーディオの近くにはテヨンヌナがいた。
4人「っ……」
ジョン「知ってた?アヤちゃんってこんなに綺麗な声なんだよ?」
聴き終わると涙を流し出した4人。
ジョン「それにね、楽譜。
アヤちゃんが作った曲の楽譜ちゃんと見たことある?
あれ、全部工夫されてるんだよ?
例えば、リンさん。
キーボード弾いてるけど、実は手が小さかったりしない?」
リン「な、んで…知って…」
ジョン「簡単だよ。楽譜見れば、一瞬でわかる。
飛んだ音がないんだよ。
そうだな…例えば、普通のレから1オクターブ上のレとかがない。
それって、アヤちゃんがリンさんの手に合わせた楽譜を作ってるからじゃない?」
リン「……っ」
ジョン「他の3人も。弾きやすいとか叩きやすいとか思ったことないの?」
4人「っ、」
ジョン「全部アヤちゃんが調節してるんだよ。
どんなことをされても、君らが演奏しやすいように作った。」
4人「っっ…」
ジョン「今更気付いても、遅いんだよ。」
「アヤはずっとずっと苦しんで来た。
だから最後のお願い。
もう、苦しめないで。
もう、傷付けないで。」
サラ「ごめんなさい…っ、チカオンニがっ……飛び降りた時、
あっちゃんを思い出したっ……。
何してるんだろうって…っ、
手を伸ばしても…チカオンニは、握ってくれなかったっ……」
それが、答えだった。
アヤにとって、手を握らないことが答えだったんだ。
「"あっちゃん"って言う子がいなくなった時、辛かったでしょ?
同じなんだよ。僕達だって今…」
サラ「っ……ごめっ……ごめんなさいっ…」
.
338人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやテテ(プロフ) - ファニさん» ありがとうございます!!頑張りますね。待っていてください。 (2018年2月19日 15時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 受験、頑張ってください^^ 待ってます。 (2018年2月18日 20時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - aimi0932さん» ありがとうございます。頑張ります!待っていてください。 (2018年2月17日 10時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
aimi0932(プロフ) - 頑張れ!待ってます! (2018年2月17日 0時) (レス) id: 64258fc3d1 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - miki_duさん» ありがとうございます。とても嬉しいです!これからも更新たくさんしますのでよろしくお願いします!コメント、ありがとうございます! (2018年2月13日 15時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あやテテ | 作成日時:2018年2月12日 16時