Believe〜僕だけを信じて〜 6

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お医者さんが何やら検査をしている最中、電話をかけた。



まず、ボアヌナに連絡。



ﾎﾞｱ『もしもしテミナ…？』

「ヌナっ……アヤが、起きたよ…」

ﾎﾞｱ『っ……仕事、終わったら行くから。夕方になりそうだけど、大丈夫？』

「うん。」

ﾎﾞｱ『皆には私が伝えとく。そばにいてあげて。』

「わかった…。」







次にかけたのは、




『もし、もし…』









「テミンです。



今、良いですか。







リンさん。」



ﾘﾝ『はい…』


「アヤが、起きました。」


ﾘﾝ『っ……』




「来るか、来ないかは、任せます。では。」



ﾘﾝ『……。』






アヤの病室に戻ると、皆がアヤを見て微笑んでいた。






医者「うん、異常はないね。

じゃあ、まず、自分の名前は？」



アヤ「ペ アヤです。」



医者「生年月日を。」



アヤ「1995年…」






するすると答えるアヤにホッとする。





医者「じゃあ、どうしてここにいるか…」








その時、





ｶﾞﾀﾝ-






ﾘﾝ「チカオンニっ…!!」

ｻﾗ「チカオンニ…!!」

ﾖﾅ「っ、チカ…!!」

ﾀﾞﾋ「チカっ…」







やって来たメンバー達。




僕達には目もくれず、アヤに駆け寄る。








ｻﾗ「ごめんなさいっ…謝って許されるとは思ってない…っ、だけど、ちゃんと謝りたくてっ、」






頭を下げる4人。








そんな4人を見て、アヤは言った。









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アヤ「………？




あの、ごめんなさい…









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どなた、ですか……？」




4人「っ…!!!!」




全員「っっ…」





君は記憶を一部、なくしていた。




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