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-アヤ-
ｱｲﾘﾝ「アヤ、やっぱり寂しい？」
「どうしてですか？」
ｱｲﾘﾝ「そりゃ…ね？」
「…寂しい、ですね。
けど、皆さんいるからそうでもない…かも。」
ｱｲﾘﾝ「アヤー！好き！！」
今一緒にいるのはレドベルのアイリンさん。
ｱｲﾘﾝ「あ、でも今日、帰って来るんだよね？」
「はい。」
ｱｲﾘﾝ「良かったね！」
「そうですね。」
雑談を楽しんでいると、
ｽﾙｷﾞ「ちょっとーオンニ、そろそろ練習ですよ！アヤちゃん、この人もらって行くね！」
「はい。」
一人になってしまった。
A室に行こうと立ち上がると、
prrrrr…
「っ、」
ポケットのスマホが揺れた。
リンさんのスマホ…
あの日、誰かがわざとポケットに入れたんだと思う。
機種がアイリンさんのと同じだから充電をしてもらったばかり。
出たくないのに
prrrr…
鳴り止まない着信音が
部屋中に響き渡る。
誰かがいたら、
とらなくて良いって言ってくれるけど、
そう言ってくれる人は今、誰もいなくて、
【非通知】
まるで、
早くとれと言われているようで、
「……はい。」
気が付けば、スマホを耳に当てていた。
.
.
『アヤ…っ、オンニ……助けて…っ』
.
「リンさん……？」
.
ﾌﾟﾁｯ-
ﾂｰﾂｰﾂｰ
.
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2018年2月3日 0時
