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ｼﾞｮﾝｲﾝ「あーあ、寝ちゃったね…」
「うん。」
壁に寄りかかってスヤスヤと眠るアヤ。
ｼﾞｮﾝｲﾝ「こんなに小さな体でずっと戦ってきたんだね。」
「そう、だね。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「辛かった、だろうな…。」
相談できるメンバーも、
弱音を吐ける友達も、
支えてくれる家族でさえも、
君にはいなかった。
壊れてしまいそうないじめに、
押し潰されそうな不安に、
一人で耐えてきたんだ。
「僕、ずっとそばにいたのに気づけなかった。
…時々思うんだ。
アヤの何を見てたんだろうって。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「…これから、でいいんじゃない？」
「え…？」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「過去ばっか見ててもしょうがないじゃん。
これからアヤちゃんを全力で守ろうよ。
SMFみんなで。」
「うん。」
ね、アヤ。
今は違うからね。
相談出来るSMF。
弱音を吐けるSMF。
支えてくれるSMF。
そんな存在にしてあげる。
押し潰されそうな不安は
全部皆で分けあおう。
ｼﾞｮﾝｲﾝ「にしてもテミナがここまで惚れるなんてな。」
「お、ヤキモチ？」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「いや違くて。…なんか不思議だなって。」
「ジョンイナも恋したら分かるよ。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「…………そうかもな。」
「ジョンイナが恋かー…変なの。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「どういう意味だよ。」
君がずっとそばにいることを願った。
ｼﾞｮﾝｲﾝ「……恋、してるよ。」
「んー？なんか言った？」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「最近テミナ、太ったなって。」
「なっ、嘘つけー！！！」
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2018年2月3日 0時
