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「あ、オリバー君。丁度いいところに。」
「やぁ、こんにちはAさん。」
「こんにちは。この後時間あったりする?この前のお礼がしたいんだけど…」
「僕お礼されるようなことしましたっけ…?」
「ほらこの前、女の子を助けた時に守ってくれただろう?良かったら夕食でもご馳走したいなと」
「ああ、まあそんな大層なことじゃないですけど…じゃあお言葉に甘えて、Aさんの手料理が食べたいですね」
「え?手料理でいいのかい?私は店でも予約しようと思っていたんだが…」
「ぜひ手料理で!」
と、言うわけでオリバー君にご飯を作ることに。せっかくだし、ウイスキーでも準備して酒に合うものを作ろう。そうと決まれば急いで買い物だな。
買い物から帰宅して早速料理に取り掛かる。まずはパイ生地を伸ばして型に入れる。ベーコンと玉ねぎを切ったらフライパンで軽く炒め、ほうれん草は湯通ししておく。
その間ボウルに卵、生クリームを入れて混ぜてそこにベーコンなどを入れていく。ほうれん草を鍋から取り出して絞り、一口サイズ台にざく切りにしてボウルに入れて混ぜる。
あとは適度に味付けをしてパイ生地の器に流し込んだらオーブンで焼く。
鶏肉はソテーにして切り分ける。じゃが芋はチーズで挟んでカリカリに焼いて。生ハムを用意してサラダを用意しているとインターホンがなった。
◇◆◇◆◇◆
挨拶をして部屋に上がると、既に様々な料理が机に並んでいた。どれもこれも本当に美味しそう。
「オリバー君、見て見て。じゃじゃーん」
と、取り出されたのはウイスキー。晩酌会となるらしい。嬉しいな、彼女とはずっと飲んでみたいと思っていたから。
席について酒を注いで二人でグラスを鳴らす。
酒を一口含んで。さあ、これから何を話そうか。
そう思いながら料理にも手を付けた。
「!美味しい〜〜…」
「ふふ、そう言ってもらえて良かったよ」
「いや本当に美味しい。なんですか?Aさん料理人ですか??」
「素人の出だよ」
「嘘だぁ〜〜」
会話よりもまず、テーブルの料理を一口ずつでいいから食べることにした。
あ、これもうま…
【久々に食べた彼女の手料理が余りにも美味しすぎた】
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bd(プロフ) - キッカさん» 私も思いましたが母がしていたので笑 美味しいんですよ…これからもよろしくおねがいします! (2022年7月8日 7時) (レス) id: acb9b65eb1 (このIDを非表示/違反報告)
キッカ(プロフ) - 土鍋に油入れて炒め物!?と思ってしまいましたが関係なく教授とキャメロンさんが幸せそうなのでOKです…!続編も今読ませてもらってます!これからの展開も楽しみです! (2022年7月7日 17時) (レス) @page45 id: a720bcf40a (このIDを非表示/違反報告)
bd(プロフ) - 春瀬さん» ありがとうございます!続編も引き続きよろしくおねがいします! (2022年7月7日 16時) (レス) id: acb9b65eb1 (このIDを非表示/違反報告)
春瀬(プロフ) - 素敵な物語をありがとうございます!みるみる引き込まれました。続編も楽しみにしています! (2022年7月5日 9時) (レス) @page50 id: eab317b5b8 (このIDを非表示/違反報告)
bana(プロフ) - みみさん» ありがとうございます!そう仰っていただけると幸いです! (2022年4月5日 0時) (レス) id: acb9b65eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:bd | 作成日時:2022年3月12日 0時