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「…?誰これ。」

どーも。俺は黛灰。これは数ヶ月前のことなんだけど。

いつものようにハッカーとしての仕事をしていると、知らない人物からメッセージが届いた。

仕事の依頼らしいけど、なんというか…

「(だいぶグレーな依頼だな…)」

内容は防犯カメラのハック、及び映像の差し替え。
断るには十分すぎるほど怪しい依頼。

だけどその依頼が俺の気を引いたのは

「どこからだこのアドレス…………、エデン…?」

後輩たちの世界からの依頼だった。

どういうことだろう。俺のことを知ってるエデンの人間ってことは新人たちの関係者?

そもそもエデンでYouTubeが見れるかは知らないけれど…

好奇心に負けた俺は、とりあえずコンタクトを取ってみることにした。














「どーも。はじめまして。」

『やあ黛さん。はじめましめ。改めて、A・キャメロンだ。』

ネットを介して初めて見た依頼主は女性だった。

『正直、コンタクト取ってくれるかどうかも賭けだったんだが…よかったよ。ありがとう黛"先輩"』

何。先輩ってどういうこと
つまりこの人、にじさんじの関係者なのか?

「…とりあえず説明を。」

彼女からの説明は大きく

彼女はにじさんじのライバーとしてデビューが正式に決まった俺の後輩であること、
それに伴い現在の職業というか、まあ自分のホームグラウンドを変えること、
更にそのためにエデンの世間には死亡したたいう情報を流したいこと、

『勿論お金は言い値を払うし、今後黛さんの頼みは全然聞く。君のところの施設の援助もしよう。』

「………分かった。依頼を受けよう」

後輩からの依頼、施設への援助、エデンへの興味。
正直、どれか一つでも欠けていたら依頼は受けなかった。

それぐらいグレーな依頼だと感じてるから。

まあでも、受けたからにはきっちりやった。

打ち合わせ通りに事は進んで無事彼女は死亡とされ、こちらの世界に住処を置いた。

無事にデビュー配信も終わってしばらくした頃。


『やあ、黛さん。しばらくぶりですね。』

「今更敬語とかちょっと気持ち悪いからやめて」

『酷いな。こっちでちゃんとするために練習してるのに。それはそれとして、不破先輩を保護したから迎えに来てくれないか?』


なんて?


そうして前回の終りに至る。

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作品ジャンル:恋愛
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bd(プロフ) - キッカさん» 私も思いましたが母がしていたので笑 美味しいんですよ…これからもよろしくおねがいします! (2022年7月8日 7時) (レス) id: acb9b65eb1 (このIDを非表示/違反報告)
キッカ(プロフ) - 土鍋に油入れて炒め物!?と思ってしまいましたが関係なく教授とキャメロンさんが幸せそうなのでOKです…!続編も今読ませてもらってます!これからの展開も楽しみです! (2022年7月7日 17時) (レス) @page45 id: a720bcf40a (このIDを非表示/違反報告)
bd(プロフ) - 春瀬さん» ありがとうございます!続編も引き続きよろしくおねがいします! (2022年7月7日 16時) (レス) id: acb9b65eb1 (このIDを非表示/違反報告)
春瀬(プロフ) - 素敵な物語をありがとうございます!みるみる引き込まれました。続編も楽しみにしています! (2022年7月5日 9時) (レス) @page50 id: eab317b5b8 (このIDを非表示/違反報告)
bana(プロフ) - みみさん» ありがとうございます!そう仰っていただけると幸いです! (2022年4月5日 0時) (レス) id: acb9b65eb1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:bd | 作成日時:2022年3月12日 0時

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