32 ページ33
「〜♪」
今日の配信は楽しかった。リングフィットをやったからスタジオでだったが、いつか3Dに私もなれたらまたやりたいと思えるゲームだった。
しかし些かゲームをしすぎたみたいだ。外は真っ暗である。
「…、…!…」
「(…?嗚咽…?)」
帰り道。終電を逃してしまい、歩いて変えることになった。すると細い道の奥から、嗚咽が聞こえた。
「(人助けは、別に進んでする方ではないが…聞こえてしまった以上は様子ぐらいみるか。)」
道を進んで曲がり角から覗き込む。そしてその人を見て慌てて駆け寄った。
「!大丈夫ですか…?不破さん…?聞こえますか…!」
「ぅ…大丈、…も、帰るし……」
「どこがですか…立てますか?」
「っ…」
吐いたあともあるし、大方酒を飲みすぎたんだろう…ホストも大変だな。
しかしまともに立てないんじゃあな。スタジオよりもうちのが近い。仕方ないか。
「先輩、せんぱーい、肩失礼しますよー」
返事がしっかりされていないが、私は彼の腕を肩にまわして帰路を急いだ。
◆◇◆◇◆◇
「、ん…ぁれ…っ、ん゛ぁ〜〜、った……」
目が覚めると二日酔いによる頭痛が頭を襲った。昨日の記憶は曖昧だがなんとか俺は無事らしい。
てかここどこ?誰のベッド?俺、昨日アフター行ってないよな。昨日は、店終わって、飲みすぎて、道で吐いたっけ…?
思考していると、控えめなノックがドアからした。
「あ、おはようございます。不破さん。」
入ってきたのはどこか見覚えのある背の高い美女。
あれ、俺ワンナイトとかしてないよね???
263人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「2j3j」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
bd(プロフ) - キッカさん» 私も思いましたが母がしていたので笑 美味しいんですよ…これからもよろしくおねがいします! (2022年7月8日 7時) (レス) id: acb9b65eb1 (このIDを非表示/違反報告)
キッカ(プロフ) - 土鍋に油入れて炒め物!?と思ってしまいましたが関係なく教授とキャメロンさんが幸せそうなのでOKです…!続編も今読ませてもらってます!これからの展開も楽しみです! (2022年7月7日 17時) (レス) @page45 id: a720bcf40a (このIDを非表示/違反報告)
bd(プロフ) - 春瀬さん» ありがとうございます!続編も引き続きよろしくおねがいします! (2022年7月7日 16時) (レス) id: acb9b65eb1 (このIDを非表示/違反報告)
春瀬(プロフ) - 素敵な物語をありがとうございます!みるみる引き込まれました。続編も楽しみにしています! (2022年7月5日 9時) (レス) @page50 id: eab317b5b8 (このIDを非表示/違反報告)
bana(プロフ) - みみさん» ありがとうございます!そう仰っていただけると幸いです! (2022年4月5日 0時) (レス) id: acb9b65eb1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:bd | 作成日時:2022年3月12日 0時