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「仲良くなれたらと思っている。これからよろしく、先輩。」
そうして私はゆっくりとけじめのつもりで頭を下げた。
「Aさん、頭を上げてくれ。私はもうとっくに仲がいいつもりでいたぞ？」
「…レインさん、」
「私、Aさんとはもう友達のつもりなんだが？」
「！」
「俺たちは、友達…っつーにはなんか、役職的に難しい気もしてるけど、仲間だと思ってる」
「俺も、もっとAさんと仲良くなりたいな！呼び捨てでも呼んでほしいし！」
「まあ、言うこと聞くなら可愛がってやらんこともないですがねぇ〜」
「みんな…」
「A。」
リヴィに名前を呼ばれて目を合わせると、とても優しい目をした彼がコクンと頷いてくれた。
「〜、みんな…ありがとう！」
◇◆◇◆◇◆
お礼とともに弾けたその笑顔は、今までに見たことない表情だった。Aさん、あんな表情も出来るんだな。
女の私でもドキッとしたんだ。きっと今頃男どもの心臓は飛び跳ねているに違いない。しかもAさんはめっっっちゃ綺麗だからな！
私だったら1日横にいるだけで恋に落ちそうだ。よく好きにならないな先生。
いやでも、この二人…。前から思っていたんだが、なんか距離近くないか？？？
まあ、２人が仲いいのは知ってはいるんだが…なんかこう…異性の友人の距離感では…ないような…
てか待て。今日Aさんちに来たとき、先生既にいなかったか？
他の４人は揃ってきたのに？
怪しい……
「そういえば、なんで先生は一緒に来ずに先にAさんのところに来ていたんだ？」
「あ、いや、」
「うちに泊まっていたんだ。」
………ん？
スローンズも私もヴィンさんですら口を開けてしまった。
「ちょ、A！」
「？何か不味かったか…？」
どうやら先生はこのことを隠しておきたかったらしく慌てている。
「ふ…二人は、付き合っていたのか…？」
「付き合ってません！！」
「友達だが…」
次の瞬間、ヴィンさんが先生をすごい勢いで捕まえて部屋の隅に連れて行った。倫理観が意外としっかりしてるから色々と不味いのではと若干怒りながら先生を問い詰めている。
スローンズの二人は突然の恋バナの予感にニヤニヤしている。
が、次の瞬間、主に私にとっての爆弾が彼女から投下された。
「だって、お友達はお泊り会をするのだろう？レインさんに教えてもらったんだが…」
ぐるりと男四人分の視線が私に突き刺さる。
私は耐えかねて叫んだ。
［ごめんなさい！！！！］
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bd(プロフ) - キッカさん» 私も思いましたが母がしていたので笑 美味しいんですよ…これからもよろしくおねがいします！ (2022年7月8日 7時) (
レス) id: acb9b65eb1 (このIDを非表示/違反報告)
キッカ(プロフ) - 土鍋に油入れて炒め物！？と思ってしまいましたが関係なく教授とキャメロンさんが幸せそうなのでOKです…！続編も今読ませてもらってます！これからの展開も楽しみです！ (2022年7月7日 17時) (レス) @page45 id: a720bcf40a (このIDを非表示/違反報告)
bd(プロフ) - 春瀬さん» ありがとうございます！続編も引き続きよろしくおねがいします！ (2022年7月7日 16時) (レス) id: acb9b65eb1 (このIDを非表示/違反報告)
春瀬(プロフ) - 素敵な物語をありがとうございます！みるみる引き込まれました。続編も楽しみにしています！ (2022年7月5日 9時) (レス) @page50 id: eab317b5b8 (このIDを非表示/違反報告)
bana(プロフ) - みみさん» ありがとうございます！そう仰っていただけると幸いです！ (2022年4月5日 0時) (レス) id: acb9b65eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bd | 作成日時：2022年3月12日 0時
