epi11 大毅 ページ11
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おそい、遅すぎる
もうとっくに5､6限が終わってるのに2人は戻ってこない
心配してる俺を横目に
流星と優愛は
｢望と一緒やし大丈夫なんちゃうー？｣
なんて呑気なことを言い、帰って行った
今日は木曜日で、部活ないからAと帰る日やねんけどその本人が昼休みから戻って来ていない
しゃーなし、探しに行くか
そう思っていた所に
ガラガラガラ
泣いたのだろうか目が真っ赤なAと小瀧が入ってきた
｢おそい｣
俺の問いかけにたいして
｢ごめんごめん、屋上が思いのほか気持ちよくて爆睡してた〜｣
と小瀧だけが返した
Aは気まずそうに下を向いている
帰ろうと、Aに近づいた時
Aから小瀧の香水の香りがして
なんでか無性に腹が立った
さらに俺が怒ってるのだと思ったのか近づいた時
ビクっと肩を震わせたAにも腹が立って
無言でAの手とカバンを掴んで
昇降口まて連れていった
歩いてる途中、小瀧がAに何か言っていたけどきこえないふりをして歩き続けた
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しらたま(プロフ) - はじめまして！全部読みました！すっごい面白かったです…！これからも応援してます頑張ってください(*'▽') (2019年2月23日 22時) (
レス) id: 04ec2ee818 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやなん | 作成日時：2019年2月20日 10時
