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Story83 ページ38







シルクside


女1 「え、どうしたの?シルクとでも喧嘩した?」


A 「えっと…」

いつもと違う返答に疑問を抱かれるA。


たぶんすごく余計なこと。

俺が言うべき事じゃないこと。

他人のことに首を突っ込むことは好きじゃないはずなのに、


シルク 「A、隣のクラスのマサイと付き合ってるから。」


なかなか返事ができずにいるAの姿に、気がついたら口を開いていた。







放課後____。


マサイ 「きょう、お前のクラスでなんかあった?」


シルク 「なんで?」


マサイ 「いや、なんかすげーいろんな人にAちゃんのこと聞かれたからさ。」


シルク 「ふーん…」


マサイ 「ふーんって質問の答えになってないんだけども!!?」



パシッと背中を軽く叩かれた。




なにかあったかと聞かれれば、確かにあった。

授業中、Aが携帯を鳴らして先生に見つかって、それを俺が庇って、成り行きでお前らの関係を喋ってしまった。


あれから約2時間の程のあいだに噂はマサイのところまで伝わってしまったみたい。


決して無関係とは言えない…けど。



シルク 「詳しくはAから聞いて。」


なんとなく自分の口から話すのは嫌だった。

「なんだよそれ」とマサイは不服そうな顔をしながらも、


マサイ 「あ、あとで会うから聞いてみるわ!」

と嬉しそうな顔をして頬を緩める。




幸せそうな友達の顔に少しイラッとして、わざと足を速めた。



最近自分が少しおかしい。

マサイとAが付き合い出してからか、放課後にAを泣かせてしまった時からかいつからかわからないけど…




考えているのはずっとAのことばかり。




たぶん、胸の片隅で気づきかけていた。

でも認めたくなくて、信じられなくて、目をそらしていたんだと思う。


その時までは…。





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設定タグ:Fischer's , フィッシャーズ , シルク&マサイ   
作品ジャンル:恋愛
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ゆり(プロフ) - 楽しみに待ってますのでまた是非更新お願いします(≧▽≦)ゞ (2019年8月20日 20時) (レス) id: cf54931ea1 (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - あやなさん☆ また是非是非続き更新お願いします!楽しみに待っています! (2019年8月15日 0時) (レス) id: e94d3626b3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 続きが見たいです!!更新頑張って下さい(*≧∀≦*) (2019年5月19日 20時) (レス) id: cf54931ea1 (このIDを非表示/違反報告)
愛と勇気だけが友達 - 更新頑張ってください! 楽しみにしてます。♪ (2019年3月2日 7時) (レス) id: 9cbaeb96d8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - やった〜!!!もう嬉しすぎてすでに心臓バクバク!!!楽しみにしてます!!!これからも頑張って!!! (2019年2月24日 12時) (レス) id: cf54931ea1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやな | 作成日時:2018年4月9日 22時

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