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第1話 〜第1章 前世の記憶を思い出す〜 ページ1

「カタリナ様
 A様がお見舞いにいらっしゃいました」




『カタリナ?
 体の調子はどう?』




ドアから美しい少女が入ってくる




カタリナ「(うーん、流石公爵令嬢
  幼いながらに所作は美しいし、顔立ちもとても綺麗だわ)

  ええ、もう問題ないわ
  あなたまで巻き込んでしまって、申し訳ないくらいよ」




『え…?』




カタリナ「今までもごめんなさい
  私があなたに酷いことをして…

  今回、左手の薬指の付け根に出来た傷、残ると聞いたわ……」




『え、えぇ…
 でも心配いらないわ

 私と結婚したい人なんていないだろうから…ーー』




カタリナ「そんなことないわ!!」




パシッ




カタリナはAの手を掴んだ




カタリナ「Aはとっても綺麗だわ!
  ツヤのある黒髪も、輝くルビーの瞳も、素敵よ!!




  ボソッ)なんでゲームでは、この容姿でお助けキャラなのかしら……」




『…ゲーム?




 カタリナ、あなた「FORTUNE LOVER」を知ってるの……?』




カタリナは動揺する




カタリナ「な、なんでその名前を!?

  (あれ?
  お助けキャラ令嬢って、プレイヤーが名前を決められたハズ……)




  まさか…A!?」




『あぁ、やっぱり一緒に死んでしまったのね…』




Aは額に手を当てながらつぶやく




カタリナ「よかったー!!
  これで貴族社会でも一人じゃないわ!!」




カタリナは落ち込むAをよそに、ガッツポーズをする




『それどころじゃないわ、転生したのがカタリナなんて…バッドエンドしかないじゃない』




カタリナ「ハッ、そうだわ!
  Aの情報を教えて!
  なんとしても、破滅フラグを回避するのよ!!」




『でも、もう婚約したんじゃ……』




カタリナ「してないわ!
  お詫びはされたし、婚約話も出たけど…お断りしたの!!」




『えっ!?
 さっそく回避を始めてるのね…




 …私も、最初からおかしいのよ』




カタリナ「何が?」




カタリナが本棚からノートを取り出しながら聞く




『ジオルドが…




 私に婚約話を提案してきたの』




カタリナ「ええ!?
  もちろん断ったのよね!?」




『もちろん!
 私はあくまでお助けキャラ。のはず、よ…ーー』

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もこ(プロフ) - アル可愛い……夢主も可愛い!コメント返してくださりありがとうございます! (9月24日 20時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - もこさん» 総愛されエンド了解です!!ありがとうございます!! (9月24日 19時) (レス) id: 02dc14a173 (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 氷華桜さん» お待たせしました! (9月24日 19時) (レス) id: 02dc14a173 (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - やみさん» お待たせしました!! (9月24日 19時) (レス) id: 02dc14a173 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - コメント失礼します!私愛され&逆ハー大好物なので嬉しいです!はめふらのキャラ全員推しなので嬉しいです!出来たらなんですけど全員に恋愛的に愛されたいです。更新頑張ってください! (9月16日 19時) (レス) @page7 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやなん | 作成日時:2021年11月14日 23時

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