マッシュ・バーンデッドと死の人形 ページ1
「フォッフォッフォッフォッ
なかなか面白い子じゃ」
一人の老人が窓の外を眺める
「そうは思いませぬか？」
老人は部屋へと視線を移す
『ふふ……』
部屋の中には、一人の女性がいた
カチャ…
彼女は優雅に紅茶を飲んでいたティーカップをソーサーに置いた
そして椅子から立ち上がると、窓辺へ歩み寄る
『
とうとう、ここまで来てしもうたか』
二人の視線の先には
編入試験をザワつかせる一人の青年の姿があった
「さて、ワシは行くとするか」
老人は部屋を出ていこうとする
『任せたからのうウォールバーグ
妾は試験で怪我をした生徒の手当てがあるのでな』
彼女は、老人の背に声をかけた
ウォールバーグ「フォフォフォフォ
先生のお気に入りは、彼のようじゃ」
『あの子は、妾の息子同然じゃ
必ず守っておくれ、ウォールバーグ』
ウォールバーグ「それは最終面接次第……」
『それなら、心配はしておらぬよ』
彼女の軽やかな声に
老人、ウォールバーグは振り返る
窓から青年を眺める彼女は
瞳に優しさを宿していた
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柏餅(プロフ) - 設定好きです！ (1月29日 23時) (
レス) @page2 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
Mana(プロフ) - すごく主人公のキャラが好みです！ (1月4日 19時) (レス) @page1 id: 454d909367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやなん x他1人 | 作成日時：2024年1月3日 23時
