黒尾君と赤葦君と研磨君の叶わぬ恋とすれ違い (ページ11)

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え、、何で？ページ11

朝

『、、、はぁ、朝か』

昨日、クロとあんな事があったんだから凄い気まずい、、、

飛ばして

『、、、行ってきますﾎﾞｿｯ』

「？はい、行ってらっしゃい」

『、、、お、おはよう』

私は作り笑いをして何とかやり過ごした。

だって、変に心配されたらめんどくさいし、

そして____今日もあなたの隣にはなれない。

研磨「、、ねえ、どうしたの？」

！、、、上の空だった。

ここで研磨に余計な心配かけたく無い。

『い〜や、なんでも？、ただ、、少し、惨めだなって思っただけ』

研磨「、、、そう、」

私がこんな事言った所で、何か変わるわけでも無い。

、、、菜々ってクロの事好きなのかな？

それだったら多分勝ち目はない。

それもまた、惨めだなってつくづく思う。

学校到着

『おはよ』

友「あっ！おはよ〜、昨日どうだった？？」

『どうだったって、、、別に何も無いよ、、』

これは嘘だ、別に赤葦君を取られたいとかそう言うことでは無い。

ただ、言うと後々面倒になるから言わないだけだ。

友「ふぅ〜ん、ま、これからもチャンスあるんだし、！切り替えてこー！」

チャンスって何よ、、

『まぁ、別に今のままで良いんだけど』

これは本心だ。 __今の、このままの関係を崩したく無い。

友「何！青春はしたもん勝ちだよ！！」

したもん勝ち、、か、

あの、赤葦君との約束も、青春してなくは、、、無いよね？