え……? ページ8
結局、俺が金を出す事になった。
黒と青の混ざったカラーの財布をAに叩きつけた。
Aは、キラキラしたアクセを買い、入った袋をリュックに閉まった。
貴「兄ちゃん 一緒に渡そうよ」
ネス「自分で買ったんだから自分で出せよ」
素っ気ない態度でAを見る。
貴「兄ちゃん トイレ リュック持ってて!」
ネス「外で待ってるから ついでに飲み物買ってきてくれ」
Aはうん と言い、トイレに向かった。
ネスは外で、空を見上げて、スマホを取り出し、プロフに書き込み始める。
「毎日毎日胡散臭い事ばっか、いっその事 こんな世界 壊れちゃえば良いのに」
そう書き込みをした時、地面が急に揺れ始める。
「地震……?」
ネスは立ち上がり、小さい地震だろうと、思った時、巨大地震が来る。ネスは尻もちをつき、スマホを落とし、窓ガラスが割れていく所を見ていた。
「嘘だろ……!?うわっ!」
崩れ落ちて行く建物…… 近くの人達の悲鳴が聞こえる。ネスは何かを思い出す。
「A……!?」
思い出した。俺はAを1人でトイレに行かせてしまった事を……
崩壊していく建物をネスは涙を流しながら叫んだ。
「Aーーーーっ!!」
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作者名:ayanaakiko1107 x他1人 | 作成日時:2020年1月23日 22時