desk50番外編�� ページ50
友情
ｰチカｰ
今まで友達なんて出来たことなかった。
アヤ「チカちゃん、これなんかどうかな…？」
「うん、ジョンイン君喜びそう。」
アヤ「でも、私、ジョンイン君のこと全然知らなくて…。」
さっきまでニコニコしてすごく楽しそうだったのに、今は少し悲しそう。
表情がコロコロ変わって、可愛い。
「ジョンイン君はきっと何でも喜んでくれるよ。」
彼はそういう人だから。
アヤ「チカちゃん…すごいね。」
「え？」
アヤ「チカちゃんはジョンイン君のことを良く知ってる。」
「……。」
アヤ「私、自分に自信がなくて。不安なんです。」
肩を落とす彼女が少し前の自分と重なった。
"テミン君はきっと、そういう性格だから、私の気持ち分かんないよ。"
"自信…ない。"
「わかるよ。その気持ち。」
アヤ「え？」
「ジョンイン君のこと好きすぎて不安なんでしょ。」
アヤ「そっそれは…」
「同じだったから。」
テミン君はすごく優しい。
だからこそ、たくさん不安になった。
今まで経験したことなことばっかりで、いつもおいてけぼりにされたみたいで。
「でも、信じてみないと。
打ち明けてみないと。」
アヤ「え…？」
「勝手に不安になって、自分で自分を追い詰めてもしょうがないよ。
そういうの、全部行ってみたら？」
アヤ「でも、それって迷惑じゃ…」
「ジョンイン君は迷惑がるかな。」
アヤ「っ、」
「ほら、来たよ。」
アヤ「え、まだ買ってな…」
「一緒に買ってみるのもありじゃない？
知らないなら、これからどんどん好きな物とか色々知っていったらいいじゃん。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「アヤ！とチカ…？」
「じゃあね。」
友達の応援って結構楽しい。
上機嫌で2人から離れてお店を出た。
なにか冷たいものが頬に当たって空を見上げる。
「わぁ雪…。」
しばらく見上げていると、
「わっ…」
？「だーれだ。」
後ろからふんわりと抱きしめられて。
「テミン君…。」
ﾃﾐﾝ「MerryX'mas.MyGirl. 」
「何でここに…？」
ﾃﾐﾝ「さぷらーいず。
おいで。お姫様。」
さあ私も。
王子様と一緒に。
fin.
.
読者の皆様読んで下さりありがとうございました。
以上で『前の席の君』完結です。
題名は実はジョンイン君視点だったんですね〜
ではではありがとうございました！
.
終わり
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あやテテ(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！心からあの3人に守られてみたくて書いちゃいました笑コメントありがとうございました！ (2019年8月20日 2時) (
レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ジョイナカワイイね、三銃士かっこいい！ミュージカルみたい (2019年8月19日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2018年5月20日 15時
