desk40 ページ40
ｰSEHUNｰ
あの日から、アヤは少しずつ変わった。
ユラさんと一緒の時間よりも、チカといる時間の方が長くなった気がする。
『ちょっと邪魔どいてくんない？』
ﾁｶ「っ、いっ…」
俺達がチカを庇う前に、
アヤ「そこまで、しなくてもいいんじゃないですか…。」
『はぁ？』
アヤ「行こ、チカちゃん。」
ﾁｶ「うん、」
アヤが彼女を守っているように見える。
けど、そんなアヤをよく思わない人も少なからずいて、アヤが時々傷ついてるのもよく見るようになった。
そしてそんな彼女を、
ｼﾞｮﾝｲﾝ「…。」
誰よりもジョンイナが気にしていた。
ﾃﾐﾝ「あの子、チカみたいにならなきゃ良いけど…。ちゃんと見ててあげなよ。」
テミナがどちらに言ったのかはわからないけどまあ間違いなくジョンイナだろう。
それから数日後、事は起こる。
放課後、アヤの部活が終わるまで皆で待っていようと思って、テミナとジョンイナと俺の3人が教室に残っていた。
ﾃﾐﾝ「次のダンスの大会○○高校のダンス部エースの次なんだけど〜」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「うわまためんどくせーの来たな。」
「でもテミナなら余裕でしょ。」
ﾃﾐﾝ「いやそれがさー最近あの人アイドル事務所にスカウトされたらしくて…」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「は？そんなに上手かったか？」
ﾃﾐﾝ「上達したんじゃない？」
そんなことを話していると、教室のドアが開き、アヤが入ってきた。
「あれ、アヤ帰ってなかったの？」
アヤ「あ、うん。今日、日直だったから…」
「そっか。お疲れ〜」
アヤ「ありがとう。」
帰る準備をし始めたアヤ。
俺たちは再び大会の話に花を咲かせていたが、
──ガラッ！
ﾃﾐﾝ「あれ、チカ…？」
ﾁｶ「あはは…
部活、やめてきちゃった…っ、」
部活中だったはずのチカが突如教室に現れて、
笑いながら、
泣きながら、
そう言った。
ﾃﾐﾝ「っ、何、どうしたの。」
アヤ「ううん、なんでもない。もう、嫌になっちゃっ…」
この期に及んで笑って言うチカをテミナは引き寄せる。
ﾃﾐﾝ「…お疲れ様。よく頑張ったね。」
テミナの優しい声を聞いたチカは、
今までの我慢を吐き出すかのように泣き始めた。
その姿に、俺の胸は締め付けられる。
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あやテテ(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！心からあの3人に守られてみたくて書いちゃいました笑コメントありがとうございました！ (2019年8月20日 2時) (
レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ジョイナカワイイね、三銃士かっこいい！ミュージカルみたい (2019年8月19日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2018年5月20日 15時
