desk32 ページ32
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ｾﾌﾝ「あ、俺達そろそろダンス発表いかなきゃ。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「ホントだ。ホソガもう行ってるって。」
「え、ダンス発表？」
ｾﾌﾝ「俺らエントリーしたの。アヤ見に来てよ。テミナとホソガと四人でやるから。」
「そ、そっか。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「あ、チカとテミナだ。」
ﾃﾐﾝ「よ！そろそろ行く？」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「ああ。ホソガもう向かってるってよ。」
ｾﾌﾝ「チカとアヤ、二人で見たら？あ、行ったらユラさんもいるかもね。」
「ううん、ユラは他の子と見ると思う。」
ﾁｶ「アヤちゃん、一緒に見る？」
「チカちゃんが良いなら。」
ﾁｶ「じゃあ見よう。」
ステージ途中まで皆で向かって、ダンスをする三人は行ってしまった。
ｼﾞｮﾝｲﾝ「チカ、ちゃんと見ててよ。」
ﾁｶ「分かってるよ。」
ﾃﾐﾝ「こらー。チカは僕だけ見てれば良いの。」
ｾﾌﾝ「くだらないこと言ってないでさっさと行くよ。」
チカちゃんと二人きりになって、少しの間、沈黙が流れる。
「あの、チカちゃん。」
それを破ったのは私。
ﾁｶ「ん？」
「どうして、テミン君と付き合うことになったの？」
私の質問に、チカちゃんは微笑んで言った。
ﾁｶ「私、部活の先輩や同級生と上手くいってなくて。」
「え…？」
ﾁｶ「それで、ずっと一人だった。」
"レディースアンドジェントルマン！"
会場に司会者の声が響き渡り、辺りは盛り上がる。
それでもチカちゃんの声はハッキリと聞こえた。
ﾁｶ「その時の私は、頼れるものがなくて、壊れてしまいそうだった。苦しくて、辛くて。
もう、部活もやめてしまおうと思った。
だけどね、」
"それではダンスチームBESの登場です！まずは〜イケメンピアニストダンサー、イテミン！！"
『きゃああ！！！』
ﾁｶ「僕のピアノで歌ってってテミン君に言われたの。」
彼女の美しい瞳は、一人でしなやかに踊るテミン君を写す。
ﾁｶ「私を、見つけてくれた。
救ってくれた。」
"では二番手！学園の王子様ダンサーオセフン！"
"さらに三番手！我らの希望的ダンサー！チョンホソク！"
ﾁｶ「その時から思った。」
"そして最後に、イケメンダンスマシーン、キムジョンイン！"
ﾁｶ「テミン君のためだけに歌おうって。」
何も、言葉が出なかった。
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あやテテ(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！心からあの3人に守られてみたくて書いちゃいました笑コメントありがとうございました！ (2019年8月20日 2時) (
レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ジョイナカワイイね、三銃士かっこいい！ミュージカルみたい (2019年8月19日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2018年5月20日 15時
