desk 27 ページ27
ｰSEHUNｰ
アヤを傷つけたい訳じゃないけど、俺が見る限り、アヤはジョンイナに惹かれ始めてる。
それが悪いとは言わないし、邪魔するつもりもない。
でも。
ジョンイナの事をあとから知ってもズタズタに傷付いてしまうのは目に見えてる。
それなら、今伝えておいた方が、アヤの傷は小さく済むんじゃないかって。
諦めろ、なんて、誰よりも一途で真っ直ぐなアヤには絶対に言えない。
そんな風に思った。
アヤは、俺の親友で、大切な人だから。
ごめん、今からアヤを傷付ける。
「ずっと前にさ、ジョンイナが女子に可愛いって言うのアヤが初めてって、俺、そう言ったよね？」
大体察しがつくのか、アヤは寂しそうに頷いた 。
「…あれ、嘘で。本当は…あの子には、あの子だけには何度も言ってる。」
分かりやすく目を伏せるアヤに、ズキっと胸が痛む。
「それで…俺、あの子のこと知らないって言ってたけど、本当は…よく知ってる。」
アヤ「っっ、」
「今、ピアノ弾いてる子は、ジョンイナの親友でさ、テミンって言うんだけど…。
そのテミナの彼女で、」
ホントに、ごめん。
「ジョンイナの好きな人。」
ポタッ−
アヤの瞳から雫がこぼれて頬に弧を描く。
「ジョンイナは親友の彼女に恋してる。」
アヤ「っ」
我ながら残酷な宣告だと思った。
もし、アヤが俺の予想通り、ジョンイナに惹かれ始めてるなら。
胸は痛むけど、後悔はしていない。
アヤ「どうして...私にそんな事言うの？」
「アヤだから。アヤは俺の大切な人だから。
今言わなきゃ手遅れになるって、そう思った。」
この意味、分かるよね？
アヤ「...そっか。」
「うん。」
俺達は音楽室をあとにした。
2人で帰る道のりが長く感じて、夕焼けが悲しいくらい綺麗だった。
.
作者ｰｰ
更新遅れてすみません…。
最近忙しくてですね…汗
夏休みなのに！！
眠たいと常日頃思ってしまう今日この頃…(-_-)
では！
今後もノロノロと頑張ります！！
あやテテ
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あやテテ(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！心からあの3人に守られてみたくて書いちゃいました笑コメントありがとうございました！ (2019年8月20日 2時) (
レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ジョイナカワイイね、三銃士かっこいい！ミュージカルみたい (2019年8月19日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2018年5月20日 15時
