desk 22 ページ22
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一息着いてトイレから出ると、壁に寄りかかってる人が目についた。
「あれ？どうしたの？
ジョンイン君。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「俺の知り合いにさ、どうしようもない恋をしてる奴がいるんだよね。」
「え？」
どこか遠くを見ながら話し出すジョンイン君。
ｼﾞｮﾝｲﾝ「そいつさ、好きな子がいじめられてるのに気付かなかったんだ。」
「……。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「やっと気付いた時には、
そいつの親友に助けられてて、
その親友の彼女になってた。」
切なくて、言葉が出ない。
ｼﾞｮﾝｲﾝ「友達関係がうまくいってないことは何となく察してたけどさ、
その子はいつも"大丈夫だよ"って"心配し過ぎだ"ってそう言って…。
結局、本当は全然大丈夫じゃなかった。」
「っ……。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「だからそいつは今も心に決めてるんだってよ。
何があっても、その子を助けるって。守るって。
親友の彼女であるその子をね。」
ギュッと胸を締め付けられた。
絶対に自分の恋人にならない人を守るって、どんな覚悟なんだろう。
私には想像もできないくらい辛いことじゃないのかな。
ｼﾞｮﾝｲﾝ「ね、バカでしょ？」
ハハッと笑ったジョンイン君。
でも私は、
「ううん、すごいよ、その人。
とってもかっこいい。」
そう思ったよ。
ｼﾞｮﾝｲﾝ「っ…」
一瞬大きく目を見開いたジョンイン君はそのままいつもの穏やかな笑顔を私に向けた。
ｼﾞｮﾝｲﾝ「そっか。」
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あやテテ(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！心からあの3人に守られてみたくて書いちゃいました笑コメントありがとうございました！ (2019年8月20日 2時) (
レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ジョイナカワイイね、三銃士かっこいい！ミュージカルみたい (2019年8月19日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2018年5月20日 15時
