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リビングに行けば、ジニヒョンとナムヒョンがいた。
「母さんは?」
NJ「町内の仕事って言ってどっか行った。父さんは仕事。」
SJ「こんな朝っぱらからシャワー浴びたの?そんなに暑かった?」
「………いや。」
ジニヒョンは一生懸命朝食を頬張っていて、ナムヒョンはPCをいじりながらコーヒーをすすっていた。
席についた俺は口を開いた。
「…………どうしようもなく後悔してることってある?」
カタッ
さっきまで暴走していたジニヒョンの手も、
カチッ
一心不乱にPCを打っていたナムヒョンの手も止まった。
SJ「テヒョナ……」
NJ「ないよ。俺はない。後悔するような道は選ばない。」
「そっか。」
羨ましいな。兄弟なのに考え方はまるで違う。
SJ「まだ気にしてる?あの日のこと。」
「……。」
SJ「大丈夫だよ。テヒョナ。」
NJ「アヤが好きなのはテヒョナだ。テヒョナはアヤの彼氏だろ。」
「ありがとう。ジニヒョン、ナムヒョン。」
二人は俺の後悔を知ってる唯一の人だから、俺のことを気にかけてくれてる。
大丈夫だよね……?
きっと。
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あやテテ(プロフ) - ireneさん» 読んでくださり、ありがとうございます!学園系に挑戦してみました!よろしくお願いします! (2017年10月29日 20時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
irene - またまたコメント失礼します。前作とは違った雰囲気で良いですね!頑張ってください! (2017年10月29日 18時) (レス) id: fd0247e692 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやテテ | 作成日時:2017年10月29日 13時