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CM「じゃ、明日頑張ろう!」
気がつけば、文化祭の前日になっていた。
JM「じゃあね。」
「ばいばーい。」
アヤ「また明日。」
本当に久しぶりの二人きり。バイトの時もジミナはカフェに遊びに来ていたのに、今日は用事があるらしい。
「いらっしゃいませー」
YG「ありがとうございまーす」
アヤ「コーヒーお持ちしました。」
一通り働いて、帰り支度をする。
「ユンギヒョン、明日来る?」
YG「ああ。いくよ。お前の兄さんたちとホソガとな。」
「劇は、見に来ますか?」
YG「あ、ジニヒョンが言ってたような。」
「…そうですか。」
YG「何?見られちゃ不味いの?」
「いえ。あ、アヤ!じゃ、先に失礼します!」
YG「おう。」
暗い夜道を二人でならんで歩く。
お互いに何も話さない。でもそれがなぜか今は心地いい。
頬に冷たい風が当たり、冬の訪れを感じた。
アヤ「テヒョン、いつもありがとう。」
「どういうこと?」
アヤ「特に意味はないよ。言いたかっただけ。」
怖い。
君が離れてしまいそうで。
怖い。
君の隣にいられなくなりそうで。
思わずアヤを抱き締めた。
アヤ「どうしたの?」
「アヤ、…………好き。」
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あやテテ(プロフ) - ireneさん» 読んでくださり、ありがとうございます!学園系に挑戦してみました!よろしくお願いします! (2017年10月29日 20時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
irene - またまたコメント失礼します。前作とは違った雰囲気で良いですね!頑張ってください! (2017年10月29日 18時) (レス) id: fd0247e692 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやテテ | 作成日時:2017年10月29日 13時