検索窓
今日:11 hit、昨日:4 hit、合計:93,095 hit

ページ29

-JIMIN-





[テテ:今日は、俺の家で課題を終わらせようの会。]

[アヤ:ネーミングセンス(笑)了解!何時?]



グループチャットに現れた文字。


夏休みは毎日のように遊ぶ俺ら。



普通に楽しい。


スマホの画面に指を滑らせる。




[ジミナ:今から押し掛けるよ?]

[テテ:了解!]

[アヤ:じゃ、私も行く!]

[テテ:了解!]




個人チャットに来たアヤからのメッセージ。

[アヤ:一緒に行こう!]

[ジミナ:おっけい。]



思わず顔がにやける。









ずっと好きだった君は、かつての親友の彼女になっていた。





中学最後の日、俺が勇気を出していれば何か変わっていたのだろうか。






あの日、引きとめていれば今、彼女は俺の隣で笑っていたのだろうか。








「ダサいな…。」






過去のことを今更言ったってどうしようもないけど、






アヤ「あ、ジミン君。」

「じゃ、行こうか。テヒョナの家。」









俺は、今だって君のことが好きなんだ。





アヤ「なんか、久しぶりかも。テヒョンの家に入るの。」

「そうなんだ。」






分かってる。そうさせてるのは俺だ。






二人を邪魔してるのは、






二人きりにさせないようにしてるのは、







中学の時と同じ関係に戻りたいと強く思っているのは、









全部、俺。







ピンポーン



TH「は〜い!よ!どうぞ〜。」

アヤ「お邪魔しまーす。」

「お邪魔します。」






テヒョナ、気づいてるよ。






俺がアヤの隣にいると、一瞬辛そうな目をすること。








TH「アヤ、はやく!」

アヤ「ちょっと!」









アヤを離さないように必死なのも分かってる。









それでも俺は、それに気づかないふりをする。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
211人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , クオズ , BTS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あやテテ(プロフ) - ireneさん» 読んでくださり、ありがとうございます!学園系に挑戦してみました!よろしくお願いします! (2017年10月29日 20時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
irene - またまたコメント失礼します。前作とは違った雰囲気で良いですね!頑張ってください! (2017年10月29日 18時) (レス) id: fd0247e692 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あやテテ | 作成日時:2017年10月29日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。