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須貝さんside
ゆらゆらとピンクアッシュの髪を揺らしながらSwitchをしている後ろ姿を見つけた。
そろそろと近寄って華奢な肩を「わっ！」と掴む。
『あああ！えっ誰？え、ぁ、待って待ってああああ』
須「あ、すまん」
私のしずえちゃんが....と項垂れてしまった藤堂ちゃん。どうやらスマブラをしていたようで、俺のタイミングが悪すぎて負けてしまったらしい。
待ってしずえ選んだの謎なんだけど。
『うう....あ、須貝さんこんにちは』
須「はいこんにちは」
顔を歪ませながらこちらを向いたかと思ったら、けろっと礼儀正しく挨拶してくる。そして自分の魅せ方を熟知しているのか、可愛らしく小首を傾げた。
『何か？』
須「や、コンビニ行きたいなって思って」
『え、行きます行きます！私ピザまんとカレーまん食べたいです』
須「はいはい」
軽やかに立ち上がった20cmくらい下にある頭にぽすん、と手を置いてから福良くんにちょっと出てくる、と言って外に出る。
ソファに寝そべったまま「ポテチ買ってきてください」なんて言う福良くんには野菜スティックを買おうと思う。
須「藤堂ちゃんは野菜食べれるよなー」
『余裕っす』
須「何食べれないの？」
『え....牛脂？』
須「あーそれは俺も無理。つーか食べもんじゃなくね？」
『え!?』
曰く、スーパーの肉コーナーで親に牛脂を取れと言われたときに１個くすねて密かに齧ってその不味さに悶絶したんだとか。普通にやばい。
須「じゃあ好きなのは？」
『カロリー高いのですかね！』
須「女の子そこら辺気にすんじゃないの？」
『須貝さん私のこと女の子扱いしてくれるから好きです』
須「どんな扱いされてんのあんた」
俺の２次元の推しによく似ている可愛い顔とは反対に、何というか勿体ない性格の彼女は視聴者さんからもライターからも弄られまくっている。
でもまぁ、それも仕方ないかな。
『っあ、セブンだ！』
だって、赤い看板を見つけた途端に子供みたく走り出したあげく
『ぅあっ！？』
女の子らしくない声をあげて
『い"、い"だい"....』
アスファルトの窪みに躓いてダイナミックに転ぶくらいにはドジなのだ。
須「つーか運動神経ないよね」
『何故急に罵倒されてるの私』
踞る藤堂ちゃんに駆け寄って、乗ってと背中を向けてしゃがむ。遠慮なしに「失礼します！」と飛び乗ってくるあたり彼女らしい。
『重いですか？』
須「まぁちょっt」
『え？』
須「首閉めんのやめろお前」
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木菟(プロフ) - 千紘さん» わ、ありがとうございます！もちろんです(*´-`)上手く書ける自信はありませんが、楽しんでいただけると幸いです！ (2020年5月17日 0時) (
レス) id: 8ed11adb4a (このIDを非表示/違反報告)
千紘 - もちろんです。朝からそれ正解とても面白かったです。機会があればまた田村さんとの絡みお願いします．これからも応援してます。頑張ってください。 (2020年5月15日 6時) (レス) id: 57238377df (このIDを非表示/違反報告)
木菟(プロフ) - 千紘さん» コメントありがとうございます！あんまり口調が似ないかも知れませんが、それでもよろしいですか.....?? (2020年5月9日 15時) (レス) id: 8ed11adb4a (このIDを非表示/違反報告)
千紘 - アイツが彼女だったらシリーズで田村さん書けますか。 (2020年5月8日 9時) (レス) id: 57238377df (このIDを非表示/違反報告)
木菟(プロフ) - みーさん» みー様ありがとうございます！お顔は良い子なので...笑qkの皆様のちゃんと男子大学生な所も書けたらなと思っております。了解です！こうちゃんさんをたくさん照れさせたいと思います(*´-`) (2020年4月23日 10時) (レス) id: 8ed11adb4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木菟 | 作成日時：2020年4月4日 22時
