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須貝さんside
少し講義が長引いてしまい、俺がオフィスに着いたのは大分日が傾いてからだった。
何だかいつも以上に騒がしい声が響くオフィスに首を傾げながら靴を脱いで、廊下を進むと執務室の前にしゃがみこむ山本と福良の姿を発見。
須「あんた達何してんの？」
福「あ、須貝さん。お疲れ様です」
須「お疲れ〜.....山本？体調悪い？」
説明上手な福良さんがかくかくしかじかで説明してくれるも、大人しい藤堂ちゃんとか全然想像できなくてはてなが浮かぶばかり。
だって大人しい藤堂ちゃんとかただの超絶美少女じゃんね。
兎に角入ってみたら分かると消え入りそうな声で言う山本に従って、執務室のドアを開けた。
こ「......っあ、須貝さん！」
須「よぉこうちゃん。藤堂ちゃんが変なんだって？」
こ「っそうなの!!!!ほら見て！」
びしぃっとこうちゃんが指差すその先には、凛と背筋を伸ばしてキーボードを叩く女の子の後ろ姿。
髪色や見たことあるような服からして藤堂ちゃんなのだろうが、あんなに真剣にパソコンに向かっている姿は見たことがない。
いつもなら福良くんと同じようにぐだぐだとソファに寝そべって限界しりとりをして、ふとした拍子にいつ仕上げたのか分からない記事を編集部に出しに行くような子なのに。
荷物を置いてその華奢な肩を軽く叩くと、アッシュピンクを揺らしながらふわりと振り向いた。
『ぁ、こんにちは須貝さん。大学お疲れ様でした』
アラサーの目には眩しすぎる笑顔で労ってくれる藤堂ちゃんに思わず両目を手で覆う。
QKにはこんな顔と中身が一致した美少女がいただろうか。いやいない。
『どうしたんですか....?』
須「ん、あ、すまん。気にすんな」
『そうですか？無理しないでくださいね』
須「うん、あんがと。藤堂ちゃんは今何やってるの？」
『記事のストックを。この前、院でやったことを分かりやすく解説しようと思って』
須「へえ、いいね」
『えへへ、須貝さんにそう言っていただけると自信が持てます』
.....これはこれで有りかもしれん。元気いっぱいで残念な藤堂ちゃんも勿論好きだけど、こんなにおしとやかだと見方も変わってくる。何より推しに似てて可愛い。
なんて言ったら山本が怒りそうだから言わないけど。
**
Q様で知ったんですが、山本さん卒業なさったんですね....!!!
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木菟(プロフ) - 千紘さん» わ、ありがとうございます！もちろんです(*´-`)上手く書ける自信はありませんが、楽しんでいただけると幸いです！ (2020年5月17日 0時) (
レス) id: 8ed11adb4a (このIDを非表示/違反報告)
千紘 - もちろんです。朝からそれ正解とても面白かったです。機会があればまた田村さんとの絡みお願いします．これからも応援してます。頑張ってください。 (2020年5月15日 6時) (レス) id: 57238377df (このIDを非表示/違反報告)
木菟(プロフ) - 千紘さん» コメントありがとうございます！あんまり口調が似ないかも知れませんが、それでもよろしいですか.....?? (2020年5月9日 15時) (レス) id: 8ed11adb4a (このIDを非表示/違反報告)
千紘 - アイツが彼女だったらシリーズで田村さん書けますか。 (2020年5月8日 9時) (レス) id: 57238377df (このIDを非表示/違反報告)
木菟(プロフ) - みーさん» みー様ありがとうございます！お顔は良い子なので...笑qkの皆様のちゃんと男子大学生な所も書けたらなと思っております。了解です！こうちゃんさんをたくさん照れさせたいと思います(*´-`) (2020年4月23日 10時) (レス) id: 8ed11adb4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木菟 | 作成日時：2020年4月4日 22時
